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2024年9月21日
先週に続き「選ぶ」シリーズ掲載になります。
今日も鑓水の長文にお付き合い下さいませ。
私は現在、右足の変形性膝関節症に苦しんでいます。
好きなランニングも出来ず、当選した2025年の愛媛マラソン出走もこのままでは厳しいかもしれません。
では何故こうした関節症が起こるのか?
それは私の身体のアライメントが崩れているからなのです。
左右の足が均等な歩幅に均等に体重が掛かり、左右の差が無く地面を蹴って走っていればこうした症状は、今の時点では出なかったかもしれません。
それが様々な箇所で左右に差が生じていたので膝に無理が来たのです。(準備&整理運動の不備も考えられます)
自動車のアライメントで表すと、下の写真の状態でしょうか?
左後輪がトウアウトにズレ、その影響で車は右に流れて行きます。
それを修正するため、ハンドルは少し左へ修正しながら走るのです。
あたかも真っすぐ走っている様ですが、車は実際には少し斜めに走っているのです。
これを業界用語で「欽ちゃん走り」と呼んでます。(昭和生まれのアライメント担当者だけ通用する呼び名だと思いますが・汗)
この左後輪のズレの悪い所は、真っすぐ走らないだけに留まりません。
トウアウトは進行方向側に開いているので、車軸への抵抗が他の3輪に比べて余計に係ります。
長く乗っているとその抵抗がボクシングのボデイブローの様に効いて来て、左後ろの劣化が進んで来るのです。
1か所のアライメントが狂っていると、様々な形で愛車に悪影響を与える事が分かって頂けると思います。
姿勢が悪い⇒肩こり・首コリ、歩行&ランニングフォームが悪い⇒膝が痛い、と言った様に、身体の様々な部分に悪影響が出る事が理解していただけますね?
では何故当店にアライメントを任せれば良いのか?につながるのか?
それは・・・
アライメントで失敗して来た数が膨大だからです。
数多く失敗している?と聞くと、何だかやらかした店みたいですがそれは違います。
全て私が運転して来たクルマ達でのトライ&エラーの数なのです。
時速60㎞で走る車でもアライメントのズレは体感出来ます。
それが180㎞/hまで加速し、僅か100mで70㎞/hまで減速させて、路面に張り付くレース用のタイヤを鳴かせながらコーナーを曲がるレーシングカーならどうなるでしょうか?
アライメントのズレは致命傷になります。
トラブルの引鉄になるのは勿論なのですが、他のマシンより速く走る事が出来ないのです。
レースは競技ですから、早く走れない事は致命傷です。
それにはアライメントを正確に調整し、装着するタイヤが100%使える様にしないといけません。
私がレースデビューした1991年はアライメントテスターは、まだ出回って要らず一般化していませんでした。
当時レーシングカーをメンテナンスしていたお店が持っていたのが、今でも現場で使っているアナログなトウインゲージです。
そして1994年に愛媛県で3番目に弊社が導入したのがアライメントテスターです。
そのテスターを目にした時に私はこう思いました。
「このテスターで細かくアライメントを調整して、少しでも早く&強く走れる様にしよう」と。
当時私が参加していたレースのカテゴリーが、「日産ザウルスJr」と言う日産・マーチの1.000㏄をエンジンを搭載する、一番小さな本格的レーシングカーです。
まぁ~本当に失敗しました。
東京の強いショップのマシンを買ってきて、そのまま出場したデビューレースでは予選3位を獲得した程速かったのですが、それからもっと速くしようと自分なりの好みに(なるように)調整した結果、マシンに慣れて行くのにタイムは遅くなる一方なのです。
結局デビューレースのタイムは最後まで更新出来ずでした。
当時は今の様に色々な情報が数秒で得られる時代ではありませんでしたので、レースの参考書を読んでコチョコチョ、詳しそうな人に聞いてコチョコチョとポリシー無く調整する迷走状態で、触れば触る程曲がりにくくなったり、ストレートが遅くなったりしたのです。
でもそれが、次に乗ったマシンで生きて来ます。
市販車を規則に則ってレース用に改造するワンメイクレース(単一車種によるレース)「トヨタ:カローラ/スプリンター・ノーマルカップ」に出る事になったからです。
足回りの作りが市販車と同じと言う事もあって、レース用のザウルスJrよりも味付けがし易い事が良い方に流れてくれました。
また、ボディの補強が全日本クラスのマシン並みに行われていたので、こちらの味付けの反応がビシビシ帰って来て、アライメント調整によるタイムアップや走り易さを実感したのです。
でも、またやらかすのです。
少し速くなってくれたので、色気を出して極端な数値にアライメント調整を行います。
すると、自分の思惑の正反対の挙動になり、結局1秒も遅くなったのです。
当時は一回レースに参加するのに、エントリー代やメンテナンス、遠征費用等で15~20万円かかっていました。(友人の父親の会社がスポンサーしてくれていたので、何とかやりくり出来ましたが・・・)
これだけのお金を掛けて遅くしてしまう自分が情けなくて仕方なかったです。
それからデーターを活用する事を強く意識するようになって、2年目はセッティングを外す事はなくなり、最後は良い結果を残せるまでになったのです。
そして、時と共に情報が集まる様になり、あの時のハズした理由が何故なのか?が理解出来るし、その後上手く行った理由が分かるのです。
そこにアライメントの根拠が根付くのです。
真っすぐ走る、曲がり易くなる、ブレーキで安定する等車由来の性格付けの数値と、タイヤを上手く使う為の数値を根拠と共に融合させて実車に落とし込む。
これが当店のアライメント調整なのです。
〇〇円ポッキリ!の様に安売りはしていませんが、定価を支払っても愛車を気持ちよく走らせたい。とお思いの方は、是非思い切ってご相談下さい。
私のマシンの様に、もうハズしはしませんので(笑)