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スタッフ日記

命を乗せるタイヤの命綱「バルブコア(ムシ)」

2026年9月17日タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 空気圧充填

2年前にもこの様な記事を書きました。

 

そして2年後の今、何故また同じ内容を書くのか?

 

それは、今夏にバルブコア(ムシ)不良によるエア漏れが多発したからです。

 

まずは画像をご覧下さい。

 

       

 

左がエア漏れを起こしていたバルブコアで、左が正常な物です。

 

左側物は首に当たる部分と、足先に当たる先っちょが緑錆びで汚れているのが分かります。

 

そうなんです。この錆びこそがエア漏れを誘発させた原因なのです。

 

                

(スマホカメラの性能が大したことない物ですいません)

 

では綺麗なものはどうなのか?

 

  

 

皆さんご存知の通り、タイヤの空気圧維持はこのバルブコアにかかっています。

 

10トン以上の荷物を運ぶ大型トラックから、300㎞/hで走行するレーシングカー、そして皆様の愛車までその重要性は等しく同じなのです。

 

じゃあ何故錆びが発生したのか?

 

それは空気を入れる行動がそうさせるのです。

 

タイヤにエアを充填する為には、高圧のエアを作らないといけません。

 

乗用車の250kpaや3トン積みトラックまでの600kpa程から、中型から大型トラックまでの1,000kpa程度を充填するために高圧エアーを作らないといけないのです。

 

そのためにエアーコンプレッサーと言う機械工具を使用します。

 

このコンプレッサーには、圧縮して製造した高圧エアーを貯めるタンクが一体化していたり、大型の別タンクに移したりして、作った高圧エアーを保存しています。

 

そして、そのタンクやタンクから各所のジョイントにエアーを送るパイプが、錆びを発生する元となる水分を生んでしまうのです。

 

その日貯めたエアーを終業時にタンクからすべて全て抜き、始業時に新たにタンクにエアーを貯め始めるのなら問題は起こり難いのですが、翌日以降に使う為のタンクに残っているエアーが問題を生んでしまうのです。

 

それは・・・気温差から来る湿気⇒水化なのです。

 

幾ら圧縮してもエアーには湿気が含まれたままです。(特に湿度の高い6~9月はタンクに水が溜まりやすい傾向にあります。)

 

それが保存している間や気温差で水へと戻ってしまうのです。

 

そんな水が溜まったタンクからタイヤにエアーを充填すると、タイヤ内部に同時に水分が浸入してしまうのです。

 

そしてタイヤ内部に入った水分が時間の経過と共にバルブに集まってしまい、唯一の金属であるバルブコアに錆びを発生させてしまうのです。

 

当店ではそれを防ぐために、タンクからエアーを送る道中に「エアドライヤー」なる機械工具を導入しています。

 

       

 

またタンクの水抜きも定期的に行うマシンも導入し、少しの水分もタイヤ内部に入らない様に対処しているのです。

 

その昔、エアーコンプレッサーが常に回る(コンプレッサーは、タンク内のエアー圧が設定圧を切ると自動で回復する様になっています。タンク容量にもよるが、回ったとしても忙しい時で5分に一度位)ので、試しにタンクのコックを開いてみたら、内部から水が100リットル以上出て来た!と某ディーラーのメカさんが苦笑していました。

 

もしその様な状態のタンクからエアを足すと、貴方のタイヤ内部に相応な量の水がブシュッと入ってしまってます。

 

それが月日を経て、あの錆びたバルブコアになってしまうのです。

 

高温多湿の日が多くなったせいか?コンプレッサーのタンク内に水が溜まりやすくなっているのかもしれません。(当店のエアドライヤーの稼働時間も増えています)

 

以上、タイヤ内へ注入する乾燥したエアーを作るにしても、①コンプレッサー ②コンプレッサーを動かす電力 ③コンプレッサー内部の潤滑オイル ④エアを乾燥させるエアドライヤー ④ドライヤーを動かす電力 ⑤ドライヤー内部の潤滑オイル ⑥精度の高いエアゲージ ⑦そして作業スタッフの人件費とこれだけ必要になります。

 

ですから無料安全点検で、空気圧を見てエアーを適正に調整する作業は、実は大変お買い得なセール品なんですね。

 

皆様にとって大事なお車の大切なタイヤ。その命を乗せているタイヤの「命」がエアー(空気)なのです。

 

その大切な空気を管理するためにも、ミスタータイヤマン松山平井店は全力を注いでいます。

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