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スタッフ日記

10万㎞以上走行の車両に対して

2025年2月5日ホンダ フリード タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 乗用車用タイヤ交換

この冬もwebを始めメディアで「脱輪事故」の忌々しいニュースが多く流されました。

スタッドレスタイヤへの履き換え時に、ナット等の締め付けが甘く、暫くしてホイール毎タイヤが外れて飛んで行く!と言う内容です。

タイヤ交換歴30有余年の私の経験上、本締め前の仮締めのまま走行すると、二桁km(当日か翌日くらい)に差し掛かる位でナットは緩みます。

それが1か月経って緩むと言うのは、本締めを行った(もしくはそれに近い締めを行った)が、実は規定の力で締まって無かった!と言う事になります。

その要因としては、ホイールとナットの当り面、ホイールと車両の取り付け面の荒れによる物が考えられます。

特に雪道を走る車両は、凍結防止剤による錆が発生します。錆は“ゴミ”として隙間に潜り込み、ゴミによる当り面の不一致を生んでタイヤの脱落につなっがて行くのです。

また冬⇔夏の履き替えを行う車両は、それをしない車両に比べて脱着作業の数が2~5倍にもなります。

それに加え定期的にタイヤのローテーションを行っている人は、車検の2年に1回程度しか脱着しない人に比べたら脱着数は10倍以上になるでしょう。

そうなると各当り面が削れて荒れ、メーカー指定のトルクで締めても、実際には7割程のトルクでしか締まってないケースも出て来ます。

そうなるとナットが緩む方向に回る左側が1~2か月で緩んで来たりするのです。

当店では10万㎞を超える車両や作業回数の多い車両は、全車に勧めている装着後100㎞程度での増し締めの来店を、特に強くお伝えすると共に、装着時のピット内での仕上げトルクだけでなく、駐車場へ回した後にもう一度トルクを確認するようにしているのです。(一度動かしただけでも、10N・m程締まる車両が散見されます)

画像は15万㎞を超える初代フリードの冬タイヤ装着時のもので、駐車場での再トルク確認の様子です。

お陰様でこの日記を書いている現在、作業を終えた300台を超える車両のお客様から、「ナットが緩んだぞ!」と言う肝が冷える声は上がっては来ていません。

今後もこうした”ひと手間”を惜しまず、お客様の安全に貢献して参りたいと思います。

  

       

       

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