スタッフ日記

オシャレなフレンチコンパクト「ルノー・トゥインゴ」のアライメント調整の依頼が御座いました。

フロントタイヤの内側が偏摩耗する！との事です。

測定してみるとナルホドその兆候が現れています。

とは言え数字上はこれで偏摩耗するの？と言うレベルなのですが、実車がそうなのだったら原因はもうチョッと深い部分に隠れているのかも？と言う事で、運転席に座ってみる事に。

殆どの車がメーカーは空車の状態でアライメントの数値を決めているのですが、ここはそれだけではダメだろうと言う事での行動です。

そうしたらこのトゥインゴと言う車は、乗車の重量変化でかなりフロントの数値が動く事が分かりました。リヤエンジンでフロントが軽いからなのでしょうけど、結構面白い構造ですね。

オーナー様は二人が乗って高速を走るケースが有ると仰ってましたが、高速上では極端に飛ばさない限り上下の動きこそあるものの、ブレーキによるつんのめりやカーブでのロールもそれ程ではないので、街乗り重視で調整させていただきました。

それでもさすが足回りの設計にひと過言持つメーカーだけの事はあります。

と言う事で、チョッとだけスパイスを効かせた調整のトゥインゴさんでした。