スタッフ日記

先日当ページで、数ある自動車メーカーの中でも、特に拘りのある車種には凝った作りの純正タイヤが使われている！と言う文章がありました。

今日はもう少し車両とタイヤの一体感を目指した純正タイヤのお話です。

メルセデスベンツの純正タイヤには、サイドウォールにアルファベットで「MO」もしくは「MOE」と言う刻印が記入されています。

「MO」は通常タイヤで「MOE」はランフラット・タイヤを表します。

メルセデスベンツは、特に乗り心地と操縦安定性に安全性を高いレベルでタイヤに要求しています。特にMOEのランフラット・タイヤの方は、市販のランフラット・タイヤを装着すると途端に乗り心地が悪化するケースが多々あります。

そこで今回のEクラスのお客様には、ブリヂストンではなくミシュランの純正ランフラット・タイヤを装着させていただきました。

写真には残せませんでしたが、フロントタイヤ内部には、市販のミシュランでは使われていない吸音スポンジまで装備されると言うオーダーメイド感満載の作りです。

オーナー様はブリヂストンの大ファンなのですが、ブリヂストンが当該サイズのMOEを作っていないのですから仕方ありません。

事程左様にタイヤ選びもなかなか奥深いのです。