スタッフ日記

乗用車用のタイヤチェンジャーは依然紹介しましたが、今回は中・大型トラック用タイヤ・チェンジャーのご紹介。

乗用車用の場合、ホイールを機械の上の平座に固定する為に、人力で持ち上げてやる必要が有りますが、1本当たり30kgを超えるトラック用では、そんな事は出来ません。

そこでトラック用は転がして持って行き、立てたままセットします。

10年前までは、大型トラックでもチューブ入りのタイヤも使われていましたが、令和の時代は、ほぼチューブレスタイヤになっていまして、このチェンジャーもチューブレスタイヤ用です。

右側に控える、四分割された三角状の爪たちでホイールの真ん中の穴を掴み、2本控えるローラーアームでタイヤを外したり組んだりするのです。

動力は、先日紹介した圧縮空気ではなく、電気と油圧です。

そしてこいつを動かすコントローラーは2種類あって、全て手動のジョイスティックでする猛者も居ますが、殆どは回転は足でのペダル、アームは手動で操ります。

ホンの30年前はこうした機械は無くて、ほぼ人力で行っていた事を思うと、昔の人は強かったんだなぁと実感します。