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2020年9月23日メンテナンス商品 タイヤ・ホイール関連 > 乗用車用タイヤ交換
このタイトルも好評で(?)早くも4回目を迎えました。
今日は、タイヤ屋さんの血液を送り出す心臓部のご紹介です。
皆さんのご家庭で何か道具を使う!となった場合、殆どのご家庭が電気を使うと思います。
モチロン当店でも多くの工具で使用していますが、それよりも大事な物!それは「圧縮空気」なのです。
当然タイヤへの充填にも必要ですが、大きな力を必要とする工具には、大気圧の8倍や13倍もの圧縮空気を使うのです。
そんな圧縮空気を作り出すのが「エア・コンプレッサー」です。
簡単に言うと、自転車の空気入れを巨大自動化し、タンクを併設して貯めておける様にしたものです。
自転車の空気入れの、人間がバーを持ってシュコシュコするのをエンジン(と言うかピストン)が行い、下部のタンクに貯めておき、建物各所にパイプで送っています。
但しこの圧縮空気って奴が曲者で、湿気を含んだ空気を圧縮し熱を与えるので、タンク内で冷めた時に水となってしまいます。(特に6~10月)
時々他社で交換したタイヤを外した際に、タイヤ内が濡れていることがあります。それこそタンクの中に発生した水と一緒に空気を充填されたタイヤなのです。
それはプロの仕事とは言えないと思います。
そこで当店では、圧縮空気がタンクへ向かう前にドライヤーを通し乾燥させているのです。
左の写真の下側がコンプレッサーで、上のメーターが一つ付いている部分がドライヤーになってます。
これでタイヤ内や工具内に湿気が回る事も殆どありません。
それなりに金額は張るそうですが、良い作業をするためには、高くても良い物を用意する事がプロの証だと思います。
正しく、血液である圧縮空気が良いと、病気(事故)が起こりにくい!と言う事ですね。