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2020年7月10日
当欄で何度も指摘させていただいているタイヤがパンクした後の処置ですが、今まで以上に解りやすい案件が発生しましたので紹介します。
タイヤのショルダー(角部)に釘が刺さったタイヤを持って来られ修理を依頼されたお客様。
表面にはタイヤにダメージが及んでいる痕跡は見当たりません。
所がホイールからタイヤを外してみると・・・
内部のダメージは相当深刻な状態です。
タイヤの構造体であるカーカス(削れた箇所の内部に見える細かい縦溝)が露出し、空気圧ゼロになったため、潰れたタイヤを刺さったボルトの先端が削ったビード部分も分かります。
これをもし、”突っ込み修理”しか出来ないお店に持っていき、内部を見る事無く処置していたとしたら・・・
高速道路や環状線のスピードが出る区間でバーストした可能性が非常に高いと推察されます。
突っ込み修理とはこんな処置です。
タイヤ専門店でのパンク修理代は高い!と思われるかもしれませんが、そこにはお客様に危険を与えたくない専門店ならではの矜持があります。
もしパンクしたなら? 是非ともミスタータイヤマンの様な、内面修理が出来るタイヤ専門店にご相談下さいませ。
気を付けないといけないのは、タイヤ販売店でも内面修理が出来ないお店がありますので、そこは注意しておきましょう。