スタッフ日記

ほぼ予定の時間に17km補給ポイントに辿り付き、敷地（うどん屋さんの広いスペース）内を見渡しても後輩の姿が見つかりません。

後輩も、ランナー位置把握システム（GPSを使って、ランナーが今どの辺りを走っているのかがスマホやPCで分かるシステム）で私の位置を知っている筈なのに・・・

仕方なく、トイレを済ませボランティアからスポドリを”1杯”受け取りスタートしました。

その後20kmを迎えた辺りから、太ももが少し痙攣し始めて来たのです。

「やばい脱水症状だ」

ただ運が悪いのが、この20km辺りは道が狭いので、補給スペースが置かれていないのです。

道が広がる23km地点位から補給ポイントが出始めたのですが、コップ２～３杯飲んでも一向に痙攣は止まらず、攣る様になってしまいました。

2km走っては脹脛と太ももをストレッチしてヨロヨロ走るの繰り返しとなります。

立ったまま太ももを伸ばしても埒が明かない！と思い、一度は歩道に寝転がり足を真上に上げて太ももを伸ばす始末。

でも、立ち上がる際に膝を曲げてしまった為、左太ももの前側に溝が出来る位の引き攣りが・・・

この時だけは、「このままではリタイアになってしまう」と考えてしまいました。

それでも左手親指で抑え込みながら歩いていたら症状が消え、次の補給ポイントからはスポドリをコップ４～６杯飲むようにしました。

そんな地獄の10km間を乗り越え、家内が待つ32km地点が近づいて来ました。