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2025年9月27日
先日の夕方ディーラー様より問い合わせがありました。
タイヤがバーストして入庫した車両があるので1本だけ早く取り寄せしたいと前置きされ、サイズも詳細までバッチリ!しかもランフラットタイヤで、「アレンザ001」(ご存知の通りアレンザはSUV向けのブランドです)の納期は分かりますか?と仰います。
ん?このサイズでランフラットタイヤでSUVと言えば、確かドイツのあのメーカーじゃないの?
でも電話は国産メーカーのお店です。
「因みにお車は何ですか?」と私。
「某国産高級車」ですとディーラー様。
「〇〇の〇〇なんですね?」と下線部を強調して再確認する私。
「そうですその〇〇です」とディーラー様。
「ではタイヤの銘柄はアレンザで合ってますか?綴りはA L E N Z Aですか?」と確認します。
「間違いなくALENZAです。」
「トランザ T U R A N Z Aでは無いのですね?」としつこく確認します。
「間違いなくアレンザ A L E N Z A 0 0 1 です」
「おかしいですねぇ。〇〇の純正装着は「トランザT005A」なんですよ。」
と伝えている時にふと思いつきました。
「もしかして、そのお車一度タイヤ交換されてますか?」とお聞きします。
「ハイ。何でも一度は〇〇と言う(廉価タイヤを販売する事で有名なお店)タイヤ屋さんで交換されたそうです」とやっと前へ進める答えがいただけました。
「ではタイヤの側面の銘柄やサイズの刻印の近辺に星型(☆)のマークが入ってませんか?」と私。
「あ~あります。あります」
「やっと分かりました。その☆マーク入りは某ドイツメーカーのタイヤの証なのです。お客様はそのタイヤ屋さんに詳しく説明される事も無く、直ぐに用意出来るか在庫で持っていた純正ではないタイヤを装着されたのです。」
「そうなんですかぁ。どうしましょう」
「新車装着用のタイヤは早期に用意出来ますが、ドイツ社メーカー用は日にちが掛かってしまいますよ・・・」
と話が続いて行くのですが、何故そのタイヤ屋さんはサイズとRFTと言う決め事だけで装着してしまったのか?
新車装着用のタイヤがあるって事を知らなかったのか?
その車種にしても、トランザは初期のタイプとT005と、後期のタイプT005Aの二種類が存在します。
メーカーが高級車らしさを存分に発揮させるためにブリヂストンにリクエストしてチューニングしたタイヤなのです。
タイヤメーカー系列と聞くと、単独メーカーのみの販売と採られ小回りが利かないイメージを持たれることがあります。
でも、メーカー系列だからこそ様々なデーターや事例が降りて来るのです。
新車装着タイヤに関する事にしてもそうなんですね。
例えばメルセデスベンツ・SクラスにはトランザT005MOE-S、ランボルギーニウラカンSTO(これを例に挙げるんか~い)にはポテンザ・スポーツ等など、HPやカタログの中で大きく取り上げられているタイヤではありませんから、タイヤを販売している人でも気付かない人も多いんですね。(共にHPの新車装着タイヤ一覧の中でしか見る事は出来ません。)
そのタイヤ屋さんは、サイズだけで無くランフラットタイヤである事を確認したまでは良いのですが、肝心の部分にまでプロらしさが及んでいないのです。
ですから「味噌も〇〇も一緒にすなぁぁ」と言う心の声が漏れるのも勘弁して下さい。
と言っても「アレンザ001」が決して〇〇と言うわけではありませんので!念のため。