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2023年6月9日トヨタ C-HR その他 タイヤ・ホイール関連 > アライメント調整
お取引先の中古車屋さんから「お客さんが御自分でタイヤ交換したんだけど、それ以来フラフラと不安定になってちゃんと走れないのでアライメントで何とかしてくれないか」とアライメント調整の依頼が入りました。
トヨタのC-HRハイブリッドが来店。よく見ると所謂アジアンタイヤです。
C-HRの18インチ採用新車装着は、ブリヂストンなら「ポテンザRE050A」と言うエッジの効いたスポーティーなタイヤですし、ミシュランだった場合「プライマシー3」と言うコンフォート系の乗り心地の良いタイヤです。どちらも輸入車の新車装着にも使われているランク的には最上級の一つ下のクラスです。(5段階の4辺り)
それを5段階の1くらいのタイヤにしてしまうと、そりゃあ安定感はずっと下がってしまうでしょう。
では早速試乗させていただきます。
試乗コースにある再舗装されて時間が経ってない綺麗な路面でも小刻みにハンドルが左右に取られます。
その綺麗な路面が終わった先の轍が深い路面ではハンドルを15度ずつ(握り拳二つ分)左右に修正しないと車線内に留めておけない位です。
これでは怖くて相談して来るわけですね。
そこでアライメント測定してみると・・・
う~ん思った通りそんなに狂ってません。
そりゃそうです。事故を起こした訳でもありませんし、残念なタイヤであっても偏摩耗している訳でもありません。
そこで様々な部分にあの手この手を施し、荒れた轍の路面でも、最初の綺麗な路面での小刻みな修正程度に抑える事に成功しました。(但しこの先タイヤが摩耗して行くとどうなるか?は読めませんが)
この様に、愛車のキャラクターに全く合わないタイヤに換えるだけで安定感を損ない、走る間じゅうストレスに晒される事になるのです。しかもアライメント調整費用を追加すると元のタイヤが買えたかもしれないのに。
これをご覧の皆様は、タイヤ選びをご自身でするのでは無く、是非我々に相談していただきたいものです。
タイヤ選び一つで、運転が嫌になる!運転が怖くなる!なんて最悪ですからね。