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スタッフ日記

アライメント道・・・㉑

2019年3月1日タイヤ・ホイール関連 > アライメント調整

コイルスプリングのバネレート(固さ)が有る程度決まってきたら、今度はアライメントでの詰めを行います。

ホームコースである、美祢サーキットのコースレイアウトがアライメントの決め手です。

先ずはフロントから決め込んで行きます。そしてフロントに合わせてリアを合わせ込むのがセオリーなのです。

3速ハーフアクセルで回る1コーナーに目を奪われますが、残りは殆どが2速で立ち上がる90°以上のコーナーばかりです。

そうなると、フロントのキャンバーは3度も有れば十分です。

キャンバーを付け過ぎると、低速コーナーからの立ち上がりでタイヤのトレッド全面を上手く使えませんし、ブレーキも劣ると言うザウルスJrの二の舞になります。

他のマシンよりも明らかにバネレートが硬い我がマシンでは、コーナーリング中の車体のロール(傾き)量が少ない為、キャンバー変化が少い事が予想されます。

それが証拠に、走行後のタイヤカス(消しゴムで消した後に出るアレみたいな物です)のこびり付きが、有る一部分に残る事が無いのがその証拠です。

そうしてコーナー入口のブレーキの安定感と制動距離、ハンドルを切り込む際のレスポンス、立ち上がりに向けてアクセルを踏み込んで行った際のトラクション(駆動力)に〇が付いたら次はリアです。

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