スタッフ日記

昨今はSUV車のシェアが伸びていますが、20数年前にもそんな時期がありました。

RV車と言うワードが浸透した時代です。

そんなRV車を浸透させた立役者が、トヨタ・ハイラックスサーフと、三菱パジェロです。（他にもランクル、ランクル・プラド、日産テラノ、いすゞビッグホーン等が居ましたね）

現代のSUV車と違って、オフロードにもガンガン入って行ける逞しい車達ばかりでした。

そんなパジェロの作業が久しぶりに入庫しました。

以前購入されたタイヤのローテーション作業です。

そんなローテーションの作業で、一つ気を付けないといけないポイントがあります。

それはセンタキャップ取り付けのガイドを間違えない事です！

そのガイドはホイールの裏側から真ん中の穴に通し、それにキャップをはめ込む構造なのですが、実は見た目は同じでも前後の指定があるのです！

それは２枚目の写真の矢印：爪の先に”F”or”R”と刻印されています。

これを間違えると、作業で何とかキャップを押し込めたとしても、走行中にキャップが飛んで行く羽目になります。

昭和のタイヤマンなら常識ですが、現役バリバリのパジェロを知らない平成タイヤマンは、ひょっとしたら気付いて無いかもしれませんね。

今は昔の車を大事に乗る機運が高まっていますので、是非知っておいて損は無いと思いますよ。