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2023年8月18日タイヤ タイヤ・ホイール関連 > タイヤ交換(空気圧・偏摩耗・外傷・残溝)
先ずは写真を見て下さい。
これは大型トラックの右前に付いていたタイヤがパンクして、停車出来るスペースを探すため500m程走った後のタイヤです。
実はこうなった原因が次の写真に残っています。
大きなボルト状の物を踏み抜いた痕跡が残っています。
写真では分かりにくいですが、穴の内部ではワイヤーもズタズタに切断されています。
その”何か”を踏み抜いてからエアが漏れ始め、多分30秒と経ずに空気圧は20%以下になったと思われます。
そうなると、もうトラックを支える事は出来ません。
こうしてペチャンコに潰れたタイヤを引き摺るしかないのです。
で、1枚目の写真の様にズタズタに引き裂かれてしまいます。
これが所謂バーストと呼ばれる現象なのです。
今回は空気が一気に抜けたので、バーストまでの時間が早かったですが、多くが①タイヤに異物が刺さる②ジワジワとエアが漏れる③知らずに走り続け、空気圧が半分以下に低下したタイヤが発熱&変形をし始める④尚も低下すると最後は耐えきれなくなってバースト となるのです。
夏場はタイヤのトラブルが増える時期です。
お盆休みに長距離を走られた方は一度タイヤの点検をしておいた方が良いかもしれませんね。