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スタッフ日記

スバル車は1本交換は注意が必要

2022年10月5日スバル フォレスター タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 乗用車用タイヤ交換

スバル・フォレスターのお客様から、「タイヤを1本傷つけてしまったので点検して下さい」と連絡が入りその後来店されました。

よくよく見るとコードと言う構造部の所までエグれていました。

こうなると交換しないといけなくなります。

でもそこで注意が必要なのが、スバルのAWD(4WD)車はタイヤ交換は4本同時交換が必須条件だと言う事です。

十数年前に私のお客様が東名高速道路上で車両火災を起こしていました。帰省先の横浜で、当時の愛車レガシィのフロントタイヤが偏摩耗していて内側部がワイヤー露出している事に気付き、取り合えずフロント2本交換で済ませました。そうしたところ、前後でタイヤの回転差が生じたためにデフが過熱し滲んでいた(であろう)デフオイルに火が付きガソリンラインへと延焼してしまったのでした。

新品の前輪に対し後輪は半分位は残っていたと仰ってました。車両自体は10万㎞以上走っていたのでデフ等からオイルが滲んでいたとは言え、100㎞/hで走れば火災につながる恐れがあるのです。

そこで今回のお客様のフォレスターも細心の注意を払い点検させていただきました。

傷が入った左後ろに対して、残そうとする右後ろは新品に比べて1㎜少ないだけでした。フロント2本は右後ろより0,3㎜減っていましたが、これだと問題なく使えると判断させていただきましたので今回は1本の交換で行く事に。

残すタイヤに比べて1本でも2㎜以上有れば4本交換に踏み切ろうとしておりましたが、1㎜程度で済んでいたのが不幸中の幸いでした。

スバル車や輸入車の4WD車にお乗りのお客様は、メーカーが交換指定しているケースが多いですから、トラブルの際は十二分に気を付けて対処して下さいね。

        

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