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2021年11月26日ホイール タイヤ・ホイール関連 > ホイール交換
先日のトヨタ・シエンタの回で、アルミホイール用ナットの違いでホイールが使えたり使えなかったりする、と言う話が出てました。
今回はそのナットの違いを写真で説明します。
先ずは向かって一番左の際立って形状の違うナットがトヨタのアルミホイール用ナットです。
ボルトが入って行く部分が筒状になっていて、ワッシャーの平らな部分でホイールを締め付けます。
残りの三つは良く似たナットになっていますが、左から二番目はホンダ車用のナットです。
ホイールに接触する部分が曲面になっています。
その他の右二つは60度のテーパー面になっているナットです。
右から2番目は純正のスチールホイール用ナットでボルトが突き抜けるタイプです。
一番右は市販アルミホイール用ナットで、ボルトの先までカバーして尚且つメッキ塗装されているので見た目も綺麗ですね。
と言う事で、純正アルミホイール装着のトヨタ車に、トヨタ用ナット専用ホイール以外を装着する場合は、一番右のナットが必要になりますし、純正スチールホイールのトヨタ車にトヨタ専用アルミホイールを装着する場合、一番左のトヨタ純正アルミホイール用ナットが必要になるのです。
これはホンダ車にも当てはまりますね。
これを知らずに装着していると、ナットの締め付けが弱くなったり、緩みが発生したりする危険性があるので注意が必要なんですよ。
アルミホールを購入される方にナットをお勧めするのは、こうした理由があるからなのです。
決して売り上げを上げたい!の不純な理由では無い事だけはご理解下さい。