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スタッフ日記

純正タイヤならではの”おもてなし”

2021年11月10日トヨタ プリウス タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 乗用車用タイヤ交換

対象車種にフィットするように、自動車メーカーからのリクエストにより作られた新車装着のいわゆる純正タイヤ。

勿論それ以上の性能を有する市販タイヤが幾つもラインナップはされていますが、純正でないと装備しない性能も有るのです。

写真は現行プリウスの17インチサイズ「215/45R17」のトランザT002と言うタイヤです。(尚、市販タイヤにはトランザ・ブランドはラインナップされてません)

右(下)の写真の矢印←の先がタイヤとホイールの境目なのですが、矢印の丁度三角の部分が土手の様に盛り上がっています。

これを「リムガード」と呼びます。

車両を寄せすぎて縁石等に擦ってしまっても、この土手の部分が身代わりとなって削れ、ホイールに傷が入らないようになっているのです。(それでも寄せすぎると、写真の様にホイールにガリ傷が入ってしまいますが)

このリムガードは5㎜以上もゴムの塊として盛り上がっているので、タイヤの重量が嵩み燃費性能が低下してしまうので、現在の市販タイヤでは採用されるタイヤ&サイズが減少していますし、設定されていてもホンの少し盛り上がっている位の小さい出っ張りとなってます。

私の知る限りでは、このプリウスの215/45R17と、クラウンの225/45R18には分厚いリムガードが装備されていますので、これが好きで市販装着タイヤを継続して装着される方もいらっしゃいます。

溝やサイドのデザインに目が行くことが多いですが、こうした細かな部分を見て頂くと、そのタイヤの個性が感じられて良いですねぇ。

      

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