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2021年6月18日その他
当ページを見られた方から、「目から鱗がボロボロ落ちたよ!」と言う意見が、全く聞こえては来ませんが(汗)、懲りずに今回も一つの”メカニズム”をご紹介したいと思います。
今日の主役は、「放電アルミテープ」。(ドラえもんっぽく読んで頂けると臨場感が増します)
カーマニアなら、アレね!とニヤリとしたかもしれません。
そうじゃない方は、なんのこっちゃ?と思いますよね。
実は車と言うものは、常に帯電しています。
冬場ドアに触れた瞬間、パチッと静電気が来るのも帯電が理由です。
その帯電が、走行中の空気との抵抗でより増えます。
メーカー発表によると、10㎞も走ると、ボデイの箇所によっては10倍にもなるそうです。
その増えた帯電のせいで、空気の流れがスムーズに流れ無くなったり、ボデイ形状によっては乱流を生じ抵抗にすらなるそうです。
抵抗が増えると、当然燃費も悪くなりますし、高速での安定性も低下します。
そんなマイナス要素の帯電を、放電させるための物が、今回紹介する「放電アルミテープ」なのです。
と言っても、このテープを採用しているのは、今のところ「トヨタ」の上級車種だけです。
現行「86」のデビューから採用され、レクサスの車種とか、クラウンとかに密かに使われています。
写真は「レクサスRC」のリヤバンパーの内側に張られたテープの一部です。
こうした、バンパーの内側とか、ダッシュボードの内側に貼られているので、見ようと思ってもなかなか見られないのが実情です。
眉に唾を付けようと思われた皆さん!あのトヨタが使っているのですから、効果は有る!と考えるのが自然です。
もし興味のある方は、SNSとかYouTubeなどでも、喧々諤々討論されたり、実験されたりしてますので見てみて下さい。また、トヨタのディーラーさんで、車が好きそうなサービススタッフに聞いてみて下さい。(セールスの方は知らないケースが殆どです)きっと、ニヤッとしながら説明してくれますので。