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スタッフ日記

本当は知っておきたい車のメカニズム①

2021年4月17日マツダ その他 カー用品取付 > 足回り関係取付

ドアノブに触れてロックを解除。シートに腰掛け、ブレーキペダルを踏んでスイッチを押す。シートベルトを締めてシフトレバー(スイッチ)をDに入れればアクセルオンで走り出し、ガソリンが減って来ればGSに行く。(EV車なら充電ケーブルをつなぎ)

普通に快適に使えているから全然気にした事は無いでしょうけど、その”普通”や”快適”を生み出すため、車には様々な技術がひっそりと使われています。

第1回目(何度も続くのか?)の今回は、マツダCX-8(CX-5も)にひっそりと、且つ堂々とした姿を見せる”これ”です。

   

 

右の写真のショックアブソーバー(黒い筒状の物)に付けられた、根本の薄く平らな物と、中ほどの四角い物。

こいつの名前は「ダイナミックダンパー」と言います。

名前を聞くと凄い物に見えてくるでしょ?

このダイナミックダンパーと言う物、日本語で書くと「動吸振器」と書きます。

タイヤが路面から拾う振動で、各部を振動(固体伝播)させ発生する音=「ロードノイズ」と言いますが、このロードノイズのうち、500Hz以下の振動で共振する固体伝播をコントロールしているのが、このダイナミックダンパーなのです。

ここまでメーカーが頑張って、静かで乗り心地良く、且つ打てば響くハンドリングを生み出しているのですから、是非ともそれに応えるタイヤを選んでやって下さいね。

因みにこのダイナミックダンパー、マフラー(排気系消音機)にも使われています。

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