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スタッフ日記

アライメント道・・・⑱

2019年2月21日

オーナーである後輩のエンジンも完成し、ボディ補強の終わったボディに、不要な分を取り除いた配線ハーネス(取り除いた分で2㎏)を這わし、12ポイント・ロールゲージを取付、後は様々な部分にレーシングカーとしてのノウハウを詰め込み、1996年の5月末にようやくマシンは完成しました。

とは言え、最後の最後サスペンションの肝である、コイルスプリングの選択が悩みの種でした。

同じ1,600ccのホンダ・シビックによるワンメイクレース(単独車種によるレース)のデーターは色々な雑誌等に載っていたのですが、AE-101のデーターは皆無。

サスペンションの形状が全く異なる為、シビックの物は当てになりません。

そこで悩みに悩んで出した答えが、フロント12㎏/㎜、リア10㎏/㎜です。(関東のチームから漏れ伝わって来た話も参考にして)

そのスプリングを組み込んだセットで、絶対に出るとマシンの完成を待たずにエントリーしていた6月9日のレースに参戦するため、梅雨の雨予報が並ぶ山口県美祢市のMINEサーキットへ向かいました。

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