スタッフ日記

この度、取引先法人様の社長車であるBMW740ILのタイヤ交換とアライメント調整を行いました。

BMWとかメルセデスの大型車種は、必ずフロントタイヤの肩部が偏摩耗してしまいます。

ボディの大型化⇒ホイールベース（前輪と後輪間の距離）の長大化⇒小回りが利かなくなる⇒前輪の切れ方を工夫したり後輪をステアさせて小回りさせるようにする。

と言う流れで前輪が厳しい事になるのです。

と言う流れなので、前輪の偏摩耗は構造的な問題なのでアライメント調整での根本治療は出来ないのですが、それでも少しくらいはお願いします。との熱意でお受けした次第です。

タイヤはBMW認定タイヤのポテンザS001☆マークを装着です。

タイヤが新品になったらアライメントの調整です。やはりタイヤは新品の方が、現状に一番近い数値になりますから。

綺麗に摩耗していたリヤはトゥに左右差があったため、それを真っすぐで左右差を失くすように調整します。

フロントは肩部の偏摩耗に一番寄与するキャンバーは調整出来ないのですが、トゥがかなりイン寄りになっていたので、それをメーカー指定値に戻す事で偏摩耗は少しは収まるでしょう。

真っすぐ走っているだけだと偏摩耗はしない値なのですが、ハンドルを切って行くと肩部を中心に回って行くようになるので、それを説明させていただき、なるべく強引に小回りしない様に気を付けて頂いて、肩部を守る様にお願いしておきました。

タイヤの偏摩耗や走りに不満（真っすぐ走らない等）の有る方は一度ご相談下さいませ。