スタッフ日記

タイヤを交換するチェンジャーは2種類紹介して来ましたが、今回は車体からタイヤ＆ホイールを脱着する工具を紹介します。

先ずはトラック用から。

外す際と、仮留めに使うのがインパクトレンチです。

バッバッバッ？ガッガッガッ？と言う大きな音と共振動でみるみるトラックのナットを緩めて行きます。

そして、タイヤ交換が終わり、車体にタイヤをセットした後に、ナットをセンターがずれない様にセットしたら、もう一度インパクトレンチの登場です。

外すときの3割くらいの力で締め、次は増し締めでトルクレンチの出番です。

ホイールナットも、締めすぎるとホイール・ナット・ボルトを痛めてしまうので、車体メーカーが定める規定の力で締めてやるのです。

そんなトルク管理で使うのが、トルクセッターです。

形状はインパクトレンチに似ていますが、本体の中にモーターが仕込んであり、予め指定した力（プリセット・トルク）で締めてくれます。

見えにくいとは思いますが、670ニュートンメートルで締めてます。（1メートルの棒の端に67㎏の重さを加えた力と釣り合う力）

このトルクセッター、定価はなんと3桁万円します！

車体に優しく、それでいて正確で素早い作業をこなすためですから、タイヤのプロは惜しむ事無く準備するのです。