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2020年4月15日トヨタ クラウン その他 タイヤ・ホイール関連 > アライメント調整
昨日のフロント編に続き今日はリア編です。
リアで一番目が行く所が、ショックアブソーバーとコイルスプリングの角度です。
今までは、路面に対して垂直に近い角度で立っていたものが、後ろ側に傾斜しています。
こうするとダンパー&スプリング共に長さを確保出来るので、容量とストロークが多く取れます。
但しストロークした時に、どうしても三次元的な動きになってしまうので、ややもするとトリッキーな動きになる事があります。(トー変化が多くなったり、キャンバー変化量が途中で変わる)
一例としては、ラリーで活躍していた頃のスバル・インプレッサがそうでした。
ストロークするとギクシャク(チョッとオーバーかもしれませんが)した動きになるので、余り動かさない様にするため足回りを固め、どうしても乗り心地が悪くなるのです。
但し、右側の写真の中央部に有るシルバーのロッド・コントロールアームの位置をチョッと高い所に置き、三次元の動きを抑えようとしていますね。
またロアアーム(黒い四角断面のアーム)の付け根でトー調整をするケースが多いのですが、ここを固定にした事で剛性を確保出来ていると思われます。
こうした努力でCMみたいに奇麗にドリフト出来るのでしょうね!(ま、ドライバーの腕が良い部分が大なのかもしれませんが)
我々50オーバー世代からすると、クラウン=社長の車と言うイメージがありますが、そこはレクサスに任してクラウン=上級ドライバーズカーへ変貌している途中なのかもしれませんね。
あ~運転してみたい。(だからと言って、絶対欲しいとは思いませんが・・・)