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スタッフ日記

アライメント道・・・㊳

2019年5月20日BMW 3シリーズ タイヤ・ホイール関連 > アライメント調整

最近は足回りの形状をお知らせする事だけになっていましたが、今回はアライメントの情報も盛り込んでお伝えします。

今回紹介するお車は、「BMW320d」(通称F30モデル)です。

前後の車重の割合が50:50を標榜するBMWですが、ことタイヤの摩耗はリヤが早目と言う、高バランスFR車のベンチマークとも言えるモデルです。

ですが、前モデル(2019年にNew3シリーズ発売により)であるF30から、前輪のショルダー部の偏摩耗が目立つようになりました。

普通ですと、「アライメントの調整で直りますよ!」と言いたいところですが、これでもメーカー指定値に入っている車なんです。

前輪にはトゥしか調整出来ない作りになっているので、この症状をトゥで直そうとすると、とんでも無い事になります。

では何故この様な症状が出るのか?

それはこのF30系が持つ、ある特徴によるからなのです。

ここに書いてしまうと、他のお店が真似しちゃいますので、話のミソは直接お聞きに来て下さい。

BMW320はフロントは剛性感の有るストラット形状で、リアは代々受け継がれたマルチリンクを煮詰めた仕様と、そこはスポーツサルーンとしてのしっかりとしたモノなのです。

BMWも、スポーティーだけで勝負するのが難しくなって来ましたからねぇ。ある意味仕方ないのかもしれませんが、あのフロントタイヤの偏摩耗だけはねぇ~

 

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