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2019年1月11日タイヤ・ホイール関連 > アライメント調整
今までは、市販車をレース用に改造したレーシング・カーそれも前輪駆動車ばかりで走っていた私が、本物のレーシング・カーそれもミッドシップ(運転席のすぐ後ろにエンジンを搭載し、後輪を駆動する車両)、しかも右側にシフトレバーが有るクルマの運転を、限界近くで操縦し、しかも相手と競わないといけないのです。
写真の通り、一般車両とは違いアルファベットA状のパイプが上下を支えるWウィッシュボーンと言う殆どのレーシング・カーで使われている設計になってます。
たった80馬力(今の軽自動車ターボ車とそんなに変わらないエンジン性能)で性能の劣る指定タイヤ装着にも関わらず、1周4㎞程度のコースで、170馬力を誇るV-TECシビックと変わらないタイムで走るのですから、純レーシング・カーのコーナリング性能&ブレーキ性能は群を抜いていました。
最初はメーカー(NISMO:日産のレース部門)推奨のアライメント設定で走っていたものの、イマイチ後輪の安定感に不安を感じたので、キャンバー(前半の方を読んで下さい)をネガティブ方向に増やして行きました。
その行為こそが、迷宮の扉を開けた瞬間だったのです。