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2018年11月10日
現代のラジコンはこの様に実車同様のサスペンションを持つクルマが殆どですが、昭和50年代のラジコンカーは、これほど複雑ではありませんでした。
(田宮模型ホームページより)
それでも私が操っていた、トドロキ社:フェニックスER-12と言うマシンは、当時としては高度な作りで、トー調整やトレッド幅の調整等が出来るマシンでしたので、走らせるコースの特徴に合わせて、セッティングを繰り返したものでした。
この事が、「AUTO SPOTS誌」のサスペンション講座の意味を理解する事に繋がり、実際にマシンの動きが変わる事の楽しさを知るのです。
トレッドを広げると、高速コーナーでは安定感が増すものの、低速コーナーでの反応が少し鈍くなり、ストレート速度まで若干遅くなる!と言った具合に。
こうした試行錯誤を繰り返し、ラップタイムを削る為のセッティングがその後のマシン(ラジコンはもとより、実際のレーシングカーにも)にも生かされて行くのでした。(今ならゲームのグランツーリスモ―ですね)