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2018年10月26日その他 タイヤ・ホイール関連 > アライメント調整
1980年代までは、トーイン&トーアウトと言う単語は知られていても、アライメントと言う単語は一般的ではありませんでした。
何故か?と言うと、車検時にサイドスリップテスターによる検査で、トーイン〇mmとか、トーアウト〇mmとか指摘される事はあっても、「キャスターが〇°〇分、キャンバーがポジティブの〇°〇分です」とか指摘されませんでしたから。
サイドスリップテスターとは
(KTCツール社 サイドスリップボード) *注・車検で使う物とは違います。
本当の車検時は、車検ラインの中に埋め込まれた機械の上を通す方法ですが、このタイプはボードの上の線に沿って車を転がし、タイヤがどれ位横滑りするかを測るゲージです。(原理は同じ)
このタイプは簡単にトータル・トー(インOrアウト)が測定出来ます。
但し、あくまでもトータルの数値ですし、キャンバー(タイヤが地面に対し立つ角度)
タイヤの内側に重心が掛かるネガティブキャンバー
タイヤの外側に重心が掛かるポジティブキャンバー
この様にキャンバー角度が強く付くと、タイヤは真っ直ぐ転がりません!
こんな極端な例で無くても、キャンバー角度が付いたタイヤでは、サイドスリップによるト-の数値は全く別なモノになってしまうのです。
そこで出て来たのが4輪トータル・ホイールアライメントなのです。