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タイヤマン藻岩の日常

近況です!

2023年4月23日

みなさま如何お過ごしでしょうか? 

タイヤ交換はされましたか? 先日私の知人が、バーストにより走行不能、搬送車で緊急入庫しました。

特に異物を踏んでいる雰囲気はなく、話を聞くとタイヤ交換はいつもご主人(こちらも私の知人)がしており、交換後はとくに空気圧調整はしていないということでした。 

 

多分ですが、バーストの原因はここにあるのではないのかなぁと思いました。

 

入庫後、他の三本の空気圧をチェックするとメーカー規定圧240Kpaにたいして160kpa しか入っていませんでした。 約30%も不足していることになるので、空気圧不足によるバーストと判断しお伝えしました。

 

DIYでタイヤ交換されているオーナー様、必ずエアチェックはしましょう!

 

お陰様で今春も作業が連日びっちりです。 せめてもう一人、安心して任せられるスタッフが居れば当日受け希望の方をお断りすることもないのになぁと思うこの頃です。

 

ゆっくりと写真を撮ることも出来ない状態だったので、数少ない写真をもとにレポートをしていきます。

 

プロボックスバン ハンドルセンターのズレ修正

ハンドルの中心がズレており、結構ハンドルを切った状態にしないと直進しないというご相談でした。

測定すると『糸』は嘘をつきませんでした。 オーナー様の言われる通りの方向にかなりズレていました。

目視だけしか出来ませんが、アーム類の歪みもなさそうに感じたのでズレ修正をし数回試乗していただきました。

最近難しいなと感じるのは、自分たちが思うハンドルセンターはこの辺かな?!と、その車に乗り慣れているオーナー様の感じるハンドルセンター位置に誤差が生じるので場合によっては何度も試乗していただかないといけないことです。

 

このプロボックスのオーナー様も2回ほど試乗し戻ってきたときに『これで大丈夫です!』と仰ったものの、なにか違うなぁと感じたので正直に言ってくださいよ(^^)/と申したら、本当に本当にあと少しだけズレているんです…と言ってくれましたw 言いにくいですよね…なんも気になさらずに!

3回ほど試乗をお願いしキッチリと満足していただけるとこにセット出来ました。

オーナー様、どうも有り難うございました!

 

フィット シャトル タイヤの両肩減りはアライメントの狂いなのか!?

タイヤの減り方がとても早いので、アライメントの狂いだと思うのですが…とご相談いただきました。

殆どのオーナー様が、自家用車のタイヤの状態なんて第三者から指摘されない限り分からないことが圧倒的なのに、意識が高いオーナ―様だと思います。

 

 

空気圧を測定すると、、、、、少なかった……

 

入庫後の測定

小さくてすみません…全てフロントです。

何も悪くないです、調整の必要もないくらいです。 しかし、せっかくなので超微調整しました。

もちろん体感なんて出来ないほどのレベルです。

 

タイヤの内側、若しくは外側だけがすり減る偏摩耗だとアライメントの可能性は大いにありますが、両肩減りの場合は、継続的な空気圧不足、ハンドルを右方向/左方向へ全切りした状態で車を動かすことが多いことに由来すると思うのです。

 

オーナー様にその旨伝えると、全切りした状態で車を動かすことは少なくともオーナー様は殆どしない(家族が運転するときは分からない)ということでした。 となると、冒頭の空気圧の問題が筆頭になるでしょうか。

もう少し深く突っ込んで話を訊くと、頻繁にSSのセルフ空気圧で補充をし、メーカー指定圧でセットしているということでした。

 

ここで全てが繋がりました! 単純にいつも使用されているSSの空気圧ゲージの示す数値が狂っているんです。 エアゲージも工業製品、誤差があります。 例えばエアゲージが示す数値が220kpaでも実際は200kpaしか充填されていないということです。

 なのでもう少し多めに入れたほうがいいですよー!とお伝えして作業は終了となりました。

オーナー様、またなにか疑問な点がありましたら、なんなりとご相談ください!有難うございました!

 

R58 MINIクーパーS オイル添加剤投入後のオイル交換検分

以前記事にした乳化現象でお困りのミニクーパーのオーナー様

R58 MINI クーパーS エンジンオイル乳化現象 | タイヤマン藻岩の日常 | ミスタータイヤマン 藻岩店 | 北海道のタイヤ、カー用品ショップ ブリヂストンのタイヤ専門店 (mr-tireman.jp)

昨年、ワコーズから新発売になったエンジン内の水抜き添加剤 『ウォーターブレイク』を昨年の冬タイヤ交換の時に投入しました。もちろんオイル交換も一緒にしました。

 

それから半年経った先日、再びオイル交換のご用命をいただきフィラーキャップを外すと……

すごい……過去一の溜まり具合でした… ワコーズの添加剤をもってしても太刀打ちできないことが分かりました。 

 10数年前から出始めたBMWは(他の輸入車の事知りません…)油温も水温も暖機状態になると高めです。

例えば、水温計の針が真ん中に来たから暖機終わった!と思ってはいけません。

油温が安定するには連続走行で真夏でも20分くらいは掛かるはずです。 

チョイ乗りが基本の輸入車オーナーのみなさま、車の為にも今一度『シビアコンディション』な乗り方は見直されると愛車と永くお付き合いできます。 とは言っても日本で車を乗る事自体すでにシビアな環境なんですが…(;´Д`)

 オーナーさま、またご相談等お待ちしております!

 

 

この記事を作り始めたのは4月23日…(;´Д`) やっと公開できる…

次回も気長にお待ちくださいませ^^;

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