タイヤマン藻岩の日常

連日12月とは思えないくらいの冷え込みですね。

 

学生時代は冬が大好きでしたが、この年になるとあらゆる面で冬が好きではなくなってきました…

しかし…

店舗目の前に広がる木々に積もった雪、こういう光景は冬らしくて好きです。

早く夏がこないなかなぁー！ｗ

 

 

アライメント調整のご依頼を頂きました。

BMW X3(F25前期)

先代のE83より一回り大きくなってドッシリとしてますよね。　す

以前の記事でも書きましたが、F25のX3はLCIよりも、こちらのLCI前の方が好みです。エクステリア。　

　

ご相談内容は、ショップにて車高調を装着、オーナー様ご自身で色々調整してみたもののなかなか納得できるところまで出来なく偏摩耗がする、ということでした。　

　愛車歴もお聞きしましたが、やはり車が大好きでご自身でも色々といじって乗っておられたようです。

こういうとこに勤めると、あらゆる年代の『車』に対する想いが訊けるので楽しいです。

 

さっそく測定していきます。

右リア 測定前

1°30′ではないけれど、1°28′といったところでしょうか…

左リア 測定前

限りなく2°に近いです。　アナログの難しさはこういうところですよね。

 

 調整機構に固着もなくスムーズに進められました。

リア調整後

1°10′と判断します。

左右ともにビシッと、全く同じところにセット出来ました。　本音を言うとまだ起こしたいのですが、純正アームなので左右きっちりと揃えられる範囲はここが限界と判断しました。

 

測定前➔右リアはアウト方向、左リアはイン方向に向いていたためスラスト角が右方向へ10′ 程ズレていました。

スラストを補正し、トータルトーを1ｍｍにセットしリアは終了です。

右フロント 測定前

1°20′と見ます。

左フロント 測定前

0°55′　と判断。

フロントトーは右がアウト方向に3ｍｍ、左がイン方向に3ｍｍ向いていました。

これでもトータルト―は0ｍｍです。

ハンドルを中心に持ってきて直進しようとすると右方向に流れてしまう状態ですね。

 

キャンバー調整機構付き車高調だったので、左右でキッチリと-0° 30′にセット出来、トーはハンドルセンターを合した状態でトータルトー0ｍｍにセットしました。

 

作業後、ハンドルセンターのズレの確認の為試乗していただきました。

微調整すること複数回、終了です。

あくまで個人的な好みで、、、、、BMWはE系・F系が好みです。

 

オーナー様、どうも有り難うございました！