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2023年1月28日
最強寒波がもたらした影響は、全国各地に大きな被害を残していきました。
交通障害は当然ですが、本州での水道凍結のニュースの多さに驚きました。
報道された映像に出てくる住居は築何十年と経過した家屋ばかりだったので、本州でも現在と昔では水回りの作りが違うのだろうと思います。
災いの為に、改めて憂いが無いように備えたいと思うのですが、なかなかしないものなんですよねぇ~(;´Д`)私はその典型です。
先日ブリヂストンから一本の電話が鳴り、お得意様の社有車の原因不明のエア漏れをチェックしてほしいと連絡が来ました。
車に乗ろうとしたらタイヤがペッチャンコだった!ということで、ご自身で空気を多めに充填しご来店。
当該ホイールを外し、点検をしますが異物を踏んでいる形跡は見当たりません。
この時期に釘等の異物を踏んでパンクするというのはあまり多くは有りません。
となると次はチューブレスバルブの根っこ。ここもエア漏れポイントの一つですが今回は漏れている様子はない…
となると……!
タイヤとリムの圧着部に水分を吹き付けると案の定、ポコ ポコっと空気が出てきました。
100%この部分が原因だとするとタイヤをバラさなければ作業を進めることが出来ません。
が、その前にこの状態でタイヤを外すと間違いなく塗装が剥がれてくるので、バラシ前にオーナー様にその旨お伝えし了解を得てから作業を進めます。
パリパリパリパリ、と表面塗装がいとも簡単に剥がれ落ちていきます。
私は塗装の事はあまり詳しくはないのですが、下地のブラックが剥がれ落ちるのに伴い、表面のハイパー塗装も一緒に剥がれていった…と思って良いのでしょうか。
エア漏れの原因は塗装剥がれによるタイヤ圧着の不均一によるものです。
しかし今回は腐食による圧着の悪さではないのでリム裏は綺麗な状態です。サッと拭き上げてからシーラーを全周(念のため裏面も)に塗布し、組み上げてエア漏れがないかを点検したところクリア!
ついでにという事でオイル交換もご依頼くださいました。
2UZなので5W-20が指定のようですが、0W-30のWAKOS PRO-S30を使用。
フィルター交換はないので概ね5.5リットル程です。
この度はどうも有難うございました!