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2026年4月6日
春特有である、のんびりとしたタイヤ交換繁忙期となっています ´・ω・)
冬と違い、『今行ったらすぐ出来る?』や『今日中になんとか!』という中々無茶な要求が限りなく少ないのが春シーズンの特徴。
作業員の肉体的疲労というのは無視出来るものではありませんし、作業ミスという有ってはならない事も起こりうる為、当日受け入れは殆どの場合お断りしています。
ご理解の程、何卒m(_ _)m
下の画像は当店のタイヤ保管サービスを利用されているオーナー様が入庫する直前の状態です。
空気充填も済ませ、タイヤの摩耗具合で装着位置も決めて置いています。
このような段取りをすることで、入庫後に数分以内で作業を終える事が出来る秘訣となっています。
あまりに早すぎて多くの方が声を出して驚きますが、しっかりと作業していますので安心してください。
さて表題の件…
長らくタイヤ業界に居て初めて見るケースに遭遇した。
脱着作業で来店されたミニのオーナー様。
まず画像をご覧ください。
なるべくホイールの中心にカメラレンズが来るように撮影してみましたが…
ボルトを注視してください。 何か…違和感を覚えませんか?
肉眼だとすぐに分かるのですが、画像になると本当に分かりづらいですね。
正解は↓
緑矢印のボルトはしっかりと着座し締め付けられています。
赤矢印のボルトは着座せず斜めに締め付けられているんです。
完全にかじっている状態で簡単に緩める事が出来る状態ではないです。
どう作業すればこうなるか全く理解できねぇ…
これは右後ろですが、右前も一本だけ同じ状態になっていました。
オーナー様に作業の履歴を確認すると、昨年秋にスタンドに交換依頼してそれからは整備等に出していない、と…。
予想するなら、ハブ回りの腐食が著しかったのでホイールを嵌め込んだ時にしっかりと嵌合していない状態でボルト締結したのかな~?
作業員のタイヤ交換に対する知識と技術と確認が明らかに不足していたということです。
驚く事にこの状態で半年間走行出来ていたというのもまた…
近々Dラーに入庫予定ということだったので、この日は何もせずお帰りいただきました。
人の振り見て我が振りを直せ、とは少し違うかも知れませんが先日の脱輪寸前爺ちゃん然り、最近はどうもこういう事例を見るので自分も作業に当たるときは今一度気を引き締めなければと強く思いました。
Dラー、整備工場、ショップ…その中でも作業員レベルで見ても簡単な作業ですらスキルに差があるものです。
プロにお願いしたから大丈夫、ではなくプロにお願いしたけど大丈夫だろうか?と多少は疑いの気持ちを持つのは必要かもしれません。