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タイヤマン藻岩の日常

【スバル WRX S4】アライメント調整

2024年8月31日スバル WRX S4

 

8月ももう終わりですか…

一週間あった夏季休暇、良かったなぁ~www

夜風が涼しいというより、寒いと感じます(-"-;A 

 

蒸し暑い日が多かったので作業中の発汗も異常なんです自分。

そんなときに助けられたのは、7月16日の記事で差し入れで頂いた⤵

この塩分チャージタブレッツでした!

私は自発的にこういったものは購入しないので食べたことなかったんですけど、本当に今年の夏はこのタブレッツに助けられましたね!なかったらフラフラとぶっ倒れていただろう事が数回ありましたwww

S様、改めて有難うございましたm(__)m

 

今回はスバル S4のオーナー様からのアライメント調整依頼です。

webからの予約で、備考欄に『アライメント調整しても偏摩耗があるので相談したい』というものでした。

 

他にも確認したい事があったので電話にて確認してみると、去年から2回アライメント調整を某店にて依頼。

偏摩耗はフロントタイヤの内減りであることを聞くことが出来ました。

 

内減りはトーアウトなんだろうな、と想像できますがこんな短期間に二回も依頼して改善されないってなんだろうと意味不明です…

 

入 庫

(作業前の写真撮り失念、これは作業後の写真です(-"-;A ...)

空気圧は四輪ともキッチリと充填されていました。OKです。

 

リヤの測定

リヤキャンバー、左右差が大きいですね。可能なら左後ろを起こしたいところです。

トー測定すると……問題なしでした。スラストもキッチリとされている判断出来ました。

なので後ろは何もすることがなく、フロントへ移ります。

 

フロントキャンバー

なるほど…|ω・) 左右差は多少ですね。

勿論キャンバーボルト付いているのでタイヤを外して調整していきましょう。

この時点でトータルトーは5.5mmとかなりアウトでした。

 

キャンバーボルトで調整を…と思いきや

ご覧の皆様は、右前輪部の数値を見てどう思いましたか?

0G状態と1G状態で数値変わらないって??????(;゙゚''ω゚''):

なんだこれと二人で話し合っているとき( ゚д゚)ハッ!としました。

 

ボンネットフードオープン!

 

キャンバー調整が出来る車高調だったんですが、明らかにおかしいのですが分かりますか?

左前が全起こし、右前が全寝かせ状態…この時点でもうおかしいのですが更に…

ボルトが全部ユルユルなんですよ…特に右前…

左前もヘキサゴンビットソケット使うと指の力だけで回るくらい^^;

ここで察しました。

 

緩んでいるが為に走行中あらゆる状態でキャンバーが可変しちゃってたんだろうなと…

そうすると当然トーの加減も変わりますわね。

 

どうやらこれはオーナー様ご自身で取付をされたようです。

ここは定期的に緩みがないかどうか確認しなければならない部分です。特に社外品に変えた時は。

ホイールのボルト/ナットって定期チェックするのと同じですね。

オーナー様にとっては高い勉強代となったことでしょう。

 

もう一つ。

これまで二回アライメント調整をした某店はここを確認したのだろうか?

私が言っているのは、緩みがあるかどうかを確認したのか?ではありません。

 

知っている限り、札幌圏のアライメントに関するレベルって低いと思ってます。

調整出来る状態であるのに、メーカー基準値になっているから何もしないという店が多数なんですよ。

 

メーカー基準値が悪いと言っているわけではありません。

 

基準値の中でもプラス/マイナス1° などと幅があります。

 

物理的に調整が出来ないとか、調整はしたけどもこれ以上はよい方向に動かせない!なら話は別ですが、少しでもよい方向に!というのが感じられないんですよ。

 

 

そして上記の『某店はここを確認したのだろうか?』に繋がります。

もし調整可能な車高調だということを確認していたら、キャンバー調整しているだろうし、もしかしたらこの時すでに緩めだったかもしれない。

であれば作業報告としてオーナー様に『緩かったので調整の上、しっかり増し締めしましたよ』と言えますよね?

 

なので私たちは今回ここの部分は何も触れられていないと判断しました。

 

本題に戻りますw

 

車高調側のキャンバー調整と、純正のキャンバーボルトをそれぞれいじりここまで起こしました。

トーも完璧に! 

空気圧管理をしっかり行えば偏摩耗はほぼなくなるセッティングです。

 

試乗をお願いすると一発OK

 

でも…

 

変化はあまり感じませんでした…と

 

wwwwwwwwww

 

オーナー様、どうも有り難うございましたm(__)m

 

 

 

 

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