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タイヤマン藻岩の日常

オデッセイとV36 スカイライン アライメント調整

2022年11月24日

最後の更新より、約一カ月振りの更新となってしまいました。 

10月末からつい先日までの一カ月、タイヤ交換等の繁忙期でした。 

とはいえ、予約制のおかげでお店にとっても、お客様にとってもスムーズでストレスフリーな繁忙期だったと思います。 

とにかくうちにいらっしゃるお客様は時間通りか早めに来てくれますし、遅くなる場合は必ずご連絡くださいます。 ほんと、良いお客様ばかりで大変有りがたいことです。

 

その予約制のおかげで、この時期でもアライメント調整作業も可能となりました。

こういうのは、したい!!と思ったときでなければ中々気が向かないものです。

 

そんな折、アライメント調整のご用命をいただきました。

 

オデッセイ アライメント調整

オーナー様はタイヤの極端な内減りを気にされていました。

事前の電話予約時の問診では、車高調とリアは社外のアッパーアームを入れている、ということでした。

 

さっそく測定していくとリアは社外アッパーアームのおかげでキャンバーは立っています。

トーを測定すると、トータルトーはイン15mmという数値。イン過大です。

これでは内減りして当然です。

 

単純にトーをアウトへ振っていけば良いのですが、アッパーは社外でもトーコントロールアームは純正なのでこちらの長さが足りない分、アウトへ振りたくても限界が来てしまいます。

 

目いっぱい振って、トータルトーイン5mmが限界でした。 本来はこれでは満足できる数値ではありませんが致し方なしです。

 

純正のアッパーアームだと、キャンバーは寝すぎるのですが、スラスト角とトーはよいとこまでセット出来ます。 

が、今回はそれが出来ないので、キャンバー角を優先しスラスト角とトーを犠牲にすることとしました。 これが現状出来る最善である、とアライメント担当の判断です。

一般的に車高を落としただけのオデッセイはここまでタイヤは立たせられません。

ノーマル状態でもハの字ですから、この車輌は。

 

画像中心部に見えるオレンジ色のパーツがアッパーアームです。 

 

作業後、オーナー様に報告。 調整式のトーコントロールアームも社外品で規格があり装着すればトーもキャンバーもスラスト角も完璧にセット出来ますとお伝えして終了となりました。

 

オーナー様、有難うございました!

 

V36 スカイライン アライメント調整

当店の利用は初めてで、お電話にてご用命いただいたスカイライン。

370GT ニスモのマフラーが入っていて、とてもジェントルなサウンドでした。

相談内容は、とにかくリアタイヤの偏摩耗、数シーズンでスリックタイヤのように減ってしまうということでした。

 

他店にて、過去にもアライメント調整をしたことがあるようで、調整機構部の固着もなくとてもスムーズに作業は進められました。

測定を進めていくと、フロントもリアもトーがインに付き過ぎており、スラスト角は右方向に0° 10′ ズレていたので運転していても不快になる場面はあったかと思います。

 

純正の足回りなので、トー以外調整は出来ませんがフロントもリアもキャンバー角は左右で揃っていたのは幸いです。  

スラスト角を補正しリアのトータルトーを調整前はイン5mmだったのに対しイン0.6mmに、フロントのトータルトーは調整前はイン7mmだったのに対し、イン0.5mmにセットしました。

 

これで間違いなく偏摩耗することないですし、冬の路面でもバッチリとスタッドレスタイヤのグリップを活かせるでしょう。

 

オーナー様、どうも有り難うございました。

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