スタッフ日記

㊗生之町地車修理入魂式

2011年10月25日

10月2日(日)

今日は朝から泉北郡忠岡町生之町(通称 生帰[しょうき])のだんじりの修理入魂式が執り行われました。

←(写真)生帰の纏!『漁師町ならではの大漁旗』

泉北郡忠岡町生之町地車は、大正4年岸和田市本町が新調!昭和2年忠岡生之町が購入!

大工棟梁絹井楠次郎 彫物責任者玉井熊一 助櫻井義國という名匠が集まって製作された名地車です。

有名な彫物は、大屋根枡合正面「大正天皇即位御大礼の図」!

泉州で唯一!生帰のだんじりにのみ、彫られている図柄です。

大正天皇陛下が即位御大典された奉祝ムードの時代に新調された地車という事がよくわかりますねぇ~(^0^)/

←(写真)昨年の祭礼で大屋根を破損した為、岸和田市の地車請負植山工務店さんで修理されて

綺麗になった生帰のたんじりが氏神忠岡神社へ向かってやり廻しをする前です。

今となればこのだんじりも長い年月の間(約84年間)、忠岡生帰で愛され曳かれ続けてこられ!

忠岡の顔と言っても過言ではないほど!名実ともに「生帰のだんじり」になっています。

←(写真)入魂式を済ませて自町に勢いよく走って帰っていく生帰のだんじり!

僕の祖母は生帰出身で僕が幼い時、祖母からよくこんな曳き歌!

♪「生帰のだんじりは、彫モンよーて、木はよーて、若衆は喜ぶ、よーとばす」♪を聞いていたんで、

この「生帰のだんじり」は、僕自身も大好きで愛着のあるだんじりのうちの1台です。V(^0^)V

生之町地車修理入魂式本当におめでとうございます。(^▽^)/

※♪曳き歌の中の「よーとばす」=「よく走る」という意味です。

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