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2010年8月13日
8月13日(金)
忠岡のお盆の行事『墓店(はかみせ)』!!!ちょっと変わった風習?
他の所から見れば「かわってるなぁ~?」「夜にお墓に参るのー?」「お墓の前に夜店出るん?」
なんてよく言われるのですが(-。-;)忠岡ではそれが普通なんです。(^0^)/
←当家のお墓にあげる灯篭!先祖の方の手作りだと言われています。
家の祖父の子供の頃には、あたり前にあったと言ってますので、かなり古くから行われている
忠岡のお盆の恒例行事!
泉州地域でも珍しい行事で、他には高石のお墓では行われていると聞いています。
墓店とは、夜にお墓に向かう参道に夜店が並び、夜に灯篭をお墓にあげにお参りに行きます。
祖母から聞いたのは、お盆には先祖が家に帰ってきているので、
お墓に無縁仏やさまよっている仏さんが入らないように、
灯篭をあげてお墓を明るくして、このお墓は家の先祖の墓ですよって番をするために、
夜にお墓に参る風習が昔から行われていたみたいです。
こういう風に忠岡では夜にお墓に参る風習があり、
その参道に店が立ち並んだことが始まりだと聞いたことがあります。
僕の小さい頃には、子供は手提灯をもってお墓に参ったことを覚えています。
この墓店は、8月13日に行われる子供の楽しみでした。
多分ですが、忠岡の人は賑やかな事が好きなんでしょうね(笑)
少し前までは、8月13日が墓店、14日・15日が盆踊りでしたが、
今では、8月13日に墓店と盆踊りが行われます。
忠岡の盆踊りは賑やかだと今では言われるようにはなってますが、
それは違って、墓店と盆踊りが一緒に行われるようになったからで、
もともとは、墓店は墓店で盆踊りは盆踊りで行われていました。
8月13日・14日・15日
忠岡のお盆の3日間は大変賑やかで盛大に御先祖さまを迎えたんですね。
まぁ~今でも、近隣の方が来はって大変賑やかになっていますが、
僕の子供の頃にくらべれは、夜店の数は減ってきています。少子化のせいかなぁ~?