店長の日記

工具のメンテナンス

2018年3月27日

トルクレンチラチェット部のグリスアップ

仕事をするには工具、機械がなければ始まりません。
いずれも酷使すれば消耗、摩耗しメンテナンスが必要となります。
これは、人もクルマも、道具も同じと思います

店長はディーラー整備士時代に、良い先輩や上司に恵まれていたので、道具や機械のメンテナンス、整理、整頓、清潔、清掃(当時は4Sといった)を叩き込まれました
”デキル整備士はキャディ(作業台)を見れば解る”
といったもので道具類をキチンと整理、整頓出来ていなければ、正確で迅速な作業は出来ません
工具をさがすのに時間を取られていれば、肝心な作業に時間がかけられないということです
あるべき場所に機械、道具があるということが重要、さらにいつでも100%の性能を発揮できるような状態を保つということがベストです

写真はトルクレンチです
当店では毎日使用するものですから、内部ラチェット部の油切れで乾いた音が出ていました
そのままでも使用可能ですが、気分が悪いので分解してグリスアップです
ラチェット内部って案外単純な作りをしてるんですよ
これで高トルク、高荷重を耐えるんですから大したものです
分解するとやはり赤サビが薄く発生していました
キレイに洗浄して、店長が自転車で使用しているシマノのデュラエースグリスを薄く塗布します
このグリスは逸品です!! 非常に留まります、こういうところに使うグリスとして最高だと思います
グリスアップしたラチェットはとてもスムーズに、またしっとりした作動になります

店長こういうのが楽しいんです

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