店長の日記

パンク修理について・・・

2016年3月8日

タイヤ屋さん=パンク屋さん

昔のお客さんによくこう呼ばれます(笑)

タイヤ屋さんといえば、パンク修理は日常茶飯事ですから、タイヤ買うよりパンク修理のほうが印象が強い方も多いです。

道路が整備され、タイヤも進化してパンクの絶対数は減っているけど、やっぱりパンクって結構あるんですよね。

 

パンク修理と一口にいっても、現在はわれわれのようなタイヤ専門店(タイヤショップ)の他にもガソリンスタンドからオートショップ、カーディーラー等々さまざまなところで取扱っています。

 

修理方法は外面修理といって修理剤をタイヤ外面より差し込む方法(タイヤ専門店をはじめ各業種が採用)※写真左側

内面修理といって修理剤をタイヤ内面より挿入、貼り付けする方法(タイヤ専門店以外ではあまり採用しない方法)※写真右側

この2つの修理方法があります。もちろん修理剤メーカーも様々ありますので、どんなメーカーの修理剤を使用して、どんな修理方法を採用するかによって時間も金額も変わってきます。

外面修理の利点はタイヤ・ホイールを分解せずに作業が可能なため、作業時間が短く安価であることです。

逆にタイヤ・ホイールを分解しないのでタイヤ内部の確認ができず、パンクによる低圧走行で強度の著しく低下したタイヤ(使用不可タイヤ)を再使用してしまう可能性があること(後でバーストの危険がある!!)と、左の写真のように接着面が貫通孔のみとなる(タイヤの裏側の写真左側)ので、残ミゾが少なくなると接着面も少なくなり耐久性に劣るといった短所があります。

内面修理の長所はタイヤ・ホイールを分解して内部確認を行うので内部損傷の大きい使用不可タイヤを修理することがない、残ミゾや傷の形状に限定されず十分な接着面を確保できる(タイヤ裏側の写真右側)ので耐久性が高いといったメリットがあります。

ただタイヤ・ホイールを分解して内部処理等を施すために作業時間が長くなり、外面修理よりも高価となります。

内面修理は=完全修理とされています。

パンク修理で重要なのは経験です!!

内面修理は間違いありませんが、外面修理も一流の修理剤と経験ある作業者が作業すれば釘穴程度なら十分にパンクはなおります。

当店に持ち込まれる再修理タイヤ(他店で修理したものですよ)は釘を抜かずに修理剤を詰め込んだものや、斜めの貫通孔に対し垂直に修理剤詰め込んでいるものなど様々ありますが、それらの原因はやはりタイヤや傷の具合をみて「おかしい」と思えずに”マニュアル通り”の修理をすることで起きてしまいます。

パンク修理ミスはタイヤのセパレーションという現象を引き起こし、タイヤの変形、バーストといった事象につながりますので、作業者は細心の注意をはらって作業しなければなりません。

※当店では傷の具合と使用状況により、外面修理と内面修理を判断いたします。

また、外面修理であっても傷の具合により、タイヤ・ホイールを分解して内部確認を行います。

※当店で使用する修理剤は、最も信頼できる米国TECH社の修理剤を使用しています。

 

 

 

 

 

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