タイヤマン藻岩の日常

今シーズンは地味に雪が降りますね…

一回に降る量が少ないので雪掻きは楽なんですけどねぇ(-_-;)

 

さて、有り難い事にアライメント調整のご依頼が続きます。

今回はWRX S4ですが、今回はいつもと少し違うのです(*´з`)

入　庫

カッコいいなぁ～S４、まじまじと近くで見たことなかったんですけど…(ｶｴﾅｲｹﾄﾞｗ

外装なんてもう手を加えるところないですもんね！

オーナー様に伺うと、昨年の秋に新古車で購入されたようで当然ですが凄いキレイです！

冬に乗るのは勿体ないくらいキレイ(;´Д｀)

雪が溶けたらサーキット走行をされるようで、今回はそのためのセッティングです！

HKSの車高調が組まれており、その車高調のテストデータ通りにセットするのが今回のお題です。

事前準備を済ませて測定に入ります。

 

右後キャンバー角測定

リヤキャンバー角の希望数値は-2°10′

測定したところ…かなりいいところではないでしょうか？？？

 

左後キャンバー角

こちらは-2°20′前後でしょうか？

キャンバー角は調整出来ないですが、十分良い数値だと思います。

続いてトーの測定と調整に移ります。

トーの希望数値は+3.6ｍｍ

スラスト角も補正しつつ、トータルトーもきっちり合わせていきます。

 

左前キャンバー角測定

フロントキャンバー角の希望数値は-1°40′

ドンピシャですね、すごい。

 

右前キャンバー角測定

-1°30′

あとちょっと！　

普通の車ならいい数値だ！で終わるんですけど…なんせスバル車ですから(*´з`)

WRX  S4も当然のことながら微調整出来るんだなぁ～！

 

微　調　整

メープルA1ゲージが素晴らしいのは、タイヤを外しても測定できることなんですよねー！

デジタルテスターじゃ出来ません。

なぜこういう事をするかは……秘密です(ｶﾝﾀﾝﾅｺﾄﾀﾞｹﾄﾞ

微調整後、トー測定と調整に移ります。

フロントトーの希望数値は、-1ｍｍ(ﾄｰﾀﾙﾄｰ)

即ちトーアウト希望という事です。サーキット走行仕様ですよね。トーの調整は簡単に終わりました。

 

アライメント調整後、オーナー様の希望でブレーキのエア抜きも実施。　オーナー様自身でビックキャリパーに交換されたようです。　エア抜きはしたとのことですが、念のため改めてエア抜きをしてほしいということでした。

 

終了後試乗をお願いし、一度の修正で終了！

乗りやすくなったと喜んでおられました。　ﾖｶｯﾀﾖｶｯﾀ(*´з`)　

遠いところから有難うございました！

 

 

オーナー様、当店へ電話する前他にも何軒か問い合わせをされたようなんです。

しかしいずれもS4のアライメントデータがないので出来ない、と言われたんですって。

今どきのテスターは使った事ないから分からないけれど、データーが入ってないと現状数値を読み込むことすらも出来ないのかな～？

リフトに乗っけて、機材をセットして、現状の数値を表示させるだけ、これさえできれば、どうにでもなるのに。

導入するのに数百万、定期較正で数万、新規データ購入で都度金が掛かり、データがなけりゃ何も出来ない……うん、要らない！ｗ

 

自分達の考えを根本から変え、最新テスターを導入せざるを得ないよっっっぽどの事情が発生しない限り…現状のままいきます。　宜しくお願いいたしますm(__)m