タイヤマン藻岩の日常

前回の記事でオイル交換のご依頼を下さったエルグランドのオーナー様から、下回りの防錆依頼も頂いたのでレポートします(*'ω'*)

 

入庫後、ワコーズの強力洗剤で下回りをとにかく洗浄します。　

アルカリ性なので強力です。

塗料を塗布するので脱脂も兼ねます。

本来なら一晩車を預かれれば完璧なのですが、そうはいかない場合ここから怒涛のエアブローです。

ひたすらエアブローし続け、強制的に水分を飛ばしていきます。　

もう大丈夫かな、と思っても思わぬところに溜まっていたりします。

 

ワコーズ　塩害防止塗料　ブラック

当店にはもう一種類、有効期限一年のリーズナブル防錆剤もあるのですが、オーナー様の車の使用状況を聞くとそれでは到底及ばない環境だったので、少し値は張りますがワコーズの塗料をオススメしました。

 

エルグランドの車格では、複数回塗りを考慮してもやはり5本は必要になります。

本当に強力です、この防錆塗料。　

シャシーブラックは単なる黒塗料なので意味を成さないですが、これはその遥か上を行く防錆力を発揮します。

母材への食い付きも鋭く、垂れにくいし剥がれづらい…最強だ(；ﾟДﾟ)

イメージ、Dラーの下廻り防錆と同等かそれ以上です。

 

ワコーズがこういった製品を作る理由は、単純に【他製品より良いものが出来る】という考えが根底にあるようです。　

 

塗　布　後

もともとオーナー様のエルグランドは本州車輌なので下回りがとてもキレイでした。

錆によるガビガビ感が無いので塗料を塗るとまるで新車のよう(*´▽｀*)

この純正新品部品のような半艶感、好きだなぁ。

 

マフラーは違うメーカーの耐熱塗料を塗布しました。　色合いが違いますよね？

 

朝九時過ぎから作業を始め、表面乾燥時間含めてやく6時間ほどかかりました。

オーナー様、長い時間お待たせして申し訳ありませんm(__)m

うちもこういう作業が増えてきたら、代車を用意しないとダメですね…

 

一般ユーザーによる、ごく一般的な車の使用だと概ね3年以上はもちます。どうも有り難うございました！！