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タイヤマン藻岩の日常

MAZDA CX-5のエンジンオイル交換と軽作業

2020年12月10日

皆様こんにちは

 

早いもので12月になりました……仕事を抜きにすると12月は楽しいことが一杯!

 

自分に関係ないことでもなぜかワクワクします。

 

クリスマスケーキを早く食べたい!! 甘いものの後は、な〇と屋の半身揚げを豪快に食べたい!

 

食べることばっかりですね!! これだもん痩せるわけがない!

 

 

ということで、先日数年前よりご贔屓にしていただいているオーナー様のエンジンオイル交換とメンテナンスのお話を。

 

CX-5は2012年に登場したSUVでマツダとしてもグローバル戦略としてとても力の入れている車で人気もトップクラスですね。

 

 このオーナー様は初代のCX-5にお乗りで、新車購入する際の試乗でも『自分の好みのフィーリングに一番合っている』と感じて購入を決めるほど、CX-5への印象は良かったようです。

 

しかし、乗り始めてからそんなに時間が経たずして急激な燃費の悪化、馬力の低下を感じられるようになったといいます。 SKYACTIVE技術をフル搭載して世に出されたこの車が、です。

 

それからはディーラーへ頻繁に行くようになったようです。

いくら事情と現象を説明し、入庫・点検しても問題ないとしか言われない。

 あれこれ整備もしてもらっても、まったく変わらず…そんなお悩みを抱えておりました。

 

そんな中、タイヤ交換でお見えになったときそういう話になり、昨年より当店に入社した永井社員

彼は2級整備資格を保有していることもあり、まぁ~頼りになることッ!

 

オーナー様が永井君にそういったお悩みを打ち明けたら、彼は解決に向けて動き出しました。

 

文章にするととても分かりづらくなるのでとてもシンプルに書きます。

 

どうやらディーゼルエンジンの初代CX-5は、エンジン内にススを異常な量を溜め込んでしまうようです。

 

メーカーを批判するつもりは一切ないのでこれ以上書きませんが、当時のクリーンディーゼル技術を世に出すためには仕方なかったのでしょうか…

 

解決策(短期的)

短期というのは、車輌の特徴上必然的に短期になってしまうためです。

 

永井社員も自身の持つ知識とネットでの情報をフルに使い、出た結論は……

 

 

センサー類の清掃と、上質なエンジンオイルの使用、燃料等の添加剤の使用

 

ここにたどりつきました。

そのセンサーは画像のようにマップセンサーと吸気温センサーの二つです。この二つにススが大量に付着してしまうために機能が正常に働かないのが悪さの原因の一つです。

 

吸気温センサーは、温度が正しく検知されないと空燃比のバランスが崩れ…

①吹けない ②馬力落ちる ③アイドリングのばらつき

の症状が出てきます。

 

↑これは吸気温センサーです。ふわふわしていてなんだかおいしそうです(;´Д`)

ここをふき取ってあげます

 

うっかり、清掃後の写真を撮り忘れる大失態!!!

一先ず、この日はタイヤ交換だけだったので清掃のみで一旦お帰り頂きます。

 

それから2週間ほど経ち、オイル交換でお見えいただきました。

確認のためにもう一度センサーを取り外してみます。

もうね、びっくりです。 確かに外気温が低くなったりといろいろと環境の変化があったにしてもたったの2週間足らずでこれはびっくりです。

 

もう一度清掃

 

そして、エンジンオイルはWAKOSのマルチロード DL-1(DPF装着車両用ディーゼル専用オイル)10W-30を使用します。

 せん断安定性に優れ、長期間の使用でもオイル粘度の低下を抑制してくれます。

オイル特長は別な機会に紹介します。

 

ディーゼルでありながら、CX-5の吸気系は普通のディーゼル車とは全く異なる機構なので『ある作業』ができます。

 別なところで記事にしていますが、諸事情もあり、残念ながらここでは写真と言葉付きのご紹介ができません。

 

今回はその『ある作業』とオイル交換のダブル作業です。(今日で2回目の作業)

 

作業終了し、翌日お電話頂きました。

 

『エンジンの静けさから振動の少なさ、吹けあがりの良さ、何から何まで全然違います!』

 

半年前にも同じ作業しましたが、やはり全く同じ内容のご連絡を頂きました。

 

作業の後に、よかった!!という連絡を頂けるのは殆どないことなので余程の変化だったと推察できます。

言い換えるとそれだけ、少しの変化すらも感じ取れる繊細な方だと思います。

 

センサーの清掃は意外にも、DIYでされている方も多いようで工具一つでできる事なのでオススメします。

 

この初代CX-5のディーゼル仕様を末長く、快適に乗るためにはややコストが掛かってしまいますね( ノД`)

 

オーナー様、いつもありがとうございます( ;∀;)

 

 

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