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2026年3月14日
2月下旬、アライメント調整の事で尋ねたい事があるとご来店くださった今回のオーナー様。
症状はハンドルをしっかりと握っていないと持っていかれる、ということでした。
もう少し深堀りしてお聞きすると…
これらの事をしてきても改善はされなかったようなので、オーナー様的には『この車はこういうものなんだろうか』とさえ思ったそうです。
しかし心のどこかでは諦められない何かがあったからこそ、当店を見つけてご来店くださったのでしょう。
この時点でいくつか予想出来る原因を簡単にご説明しました。
オーナー様も物理的な事に明るいのか、簡単に理解してくれました。
過去に調整したショップのアライメント数値がもしかするととても良い数値かもしれない。
そうなると当店で測定/調整しても変化は無い可能性もある…どちらにしても一度当店のやり方で測定/調整をしなければなんとも言えなく…m(_ _)m
と、お伝えしその日はお帰りになりました。
数日後 お電話がありご予約をくださいました(*´ω`)v
いい色ですね~ 自分好みw
入庫前にロードテストをし、現状確認しています。
先日ご来店くださった時も軽くチェックしましたが…
よくよく見ると、内側も外側も程度に差こそあるものの段減り摩耗が著しいです。
事前準備を済ませキャンバー測定すると
右前が -0° 2′ で、わずかにネガ
左前が 0° 2′ で、わずかにポジ
運転席からのショット
今回の本命はキャスター角です。
キャスター角に左右差はそこまでありませんでした。
が!
『このキャスター角では安定感がない』と永井社員 ´・ω・)
左右差がないからOK!ではないのです。
問診した時の事を思い返すとオーナー様は…
過去にアライメント調整した時、アライメントデータをプリントした数値を見ると左右の数値差は無かったように思える。
と、仰っておりオーナー様的にもこれは良い事だと認識したと思います。
更にはショップの方からは『トーしか調整していない』と説明があったようです。
ここで新車の時から症状があり、過去のアライメント調整では改善されなかったことと、計算によって算出した現状のキャスター角がすべて繋がりました。(事前予想した通り)
話が脱線しますが、自分達にとってアライメント調整レベルが一段上がった昨年のカムロードの作業。
作業というのは経験を積めば積むほど実になると実感できた一件。今回もここに通じます。
ウィッシュボーンタイプのロアアームは調整機構が片側二カ所ありキャンバー角・キャスター角どちらにも作用する構造です。
最初の調整では片側二カ所ある調整機構のうち、後方だけを調整し左右ほぼ【0°】のキャンバー角を左右共に【-0° 15′】にセット
(右前の調整幅が僅かに足りなく、左前を右前に合わす形に)
そうするとトーはかなりインに向くので、しっかりと調整。
もう一度キャスター角を計算すると狙った通り傾きました。
しかも左右差ほぼない状態で(*´з`)
ロードテストをすると最初の状態からは明らかに改善されています。
永井社員曰く、最初のテストでは接地感がないと言っていた。
オーナー様もじっくりと試乗してもらいましたが、『極めて良い』と超好感触(*´з`)b
今回の調整では…
これらに加え、著しかった段減り摩耗も改善され綺麗に摩耗していくはずです。
交換した社外ショックの良さもやっと活かされることでしょう。
今回はこれでお気に召していただけましたが、調整幅はまだ残っているのでもう少しどっしりと安定感増す方向には持っていけます。
オーナー様、遠いところからのご来店誠に有難うございましたm(_ _)m
(*´з`)b
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