来店予約

スタッフ日記

北東アジアの時代が、やってきた

2015年1月5日

新年明けましておめでとうございます。

本年も「ミスタータイヤマン高槻」をご贔屓よろしくお願いいたします。

さて、昨年は日本国内では、「アベノミクス」なる経済対策が、あまり景気の刺激対策にはならず、むしろ円安ドル高にむかい、一部輸出大企業には円安の恩恵をもたらしましたが、庶民には消費物価の高騰でむしろ景気が後退してしまい、車の販売低下や若い層の車離れを引き起こし、年間を通じると厳しいタイヤ需要となりました。

まして軽自動車が自動車販売数の半数を占めるような状況では、今年も非常に苦戦を強いられる一年になりそうです。

国外に目を通してみますと、お隣中国がアメリカを追い抜いて、まだアメリカは認めておりませんが世界第一位の経済大国になり、長らく世界第一位の座アメリカは第2位に転落してしまいました。

世界各国の外貨準備も「ドル」が50%を切るようです、これはアメリカ以外の国が、貿易で支払うお金をドル以外のお金で国が貯金しているということで、中国の「元」や「円」で保有しつつ「ドル」の力が衰退しており、アメリカ経済に見切りをつけはじめた証左ですね。

それとロシアや中国がスワップ協定で貿易をおこないだし、貿易を行なう国は外貨準備として必ずしもドルを持たなくても良いということを意味しており、外貨準備を構成する通貨のドル離れを誘うと共に人民元が国際化することにつながり、また「縄文時代」のような物々交換を取り入れるようになり、外貨を持たない国でも、中国やロシアと貿易が出来るようになり、「ドル」を介在しなくても、貿易ができることになればドル離れがおこるのは、必然的な流れです。

これまでは、強いアメリカが世界を牽引してきたからこそ、ドルの優位性が保たれたのですが、中国が2国間貿易はお互いの通貨でOK,物々交換でもOKと門戸を開いたため、ますます「元」がこれからの国際通貨としての地位を高めていくことでしょう。

実際このような、貿易がロシアとアルゼンチンの間で取引されています、食料自給率250パーセントのアルゼンチンの牛肉がロシアの石油と物々交換されていて、アルゼンチンの金融不安が解消されたのは、つい最近のことですし、北朝鮮の鉄道網の近代化がロシアとの協定で支払いが北朝鮮の石炭で支払われるようになり、また韓国と中国の2国間貿易は「元」と「ウォン」決済になったように、これまでの基軸硬貨である「ドル」がいらなくなったことで、外貨を持たない貧乏国が「資源」と物々交換できることにより、中国やロシアに貿易の軸足を向けるのは必然でしょう。

世界で一番の金持ちであり、金保有量も世界一であるので、中国がいつでも金本位取引もできるので、まさに鬼に金棒です。

ロシアと中国が共同で北朝鮮沖に世界最大級の貿易港を作り始めたことも、ますます「北東アジア」が今後世界経済の中心になっていくことでしょう。

残念ながら、日本と中国、ロシア、韓国、北朝鮮の関係は冷え切ったままですが、このままでは中国との関係を強化させているヨーロッパ各国に遅れをとってしまいます。中国でシェアー1位になると世界シェアー1位と同じことです、なぜなら13億の国民が住んでいるのですから、このまま中国との関係が冷え込んだままだと、日本経済も終焉を迎えるのを待つばかりです。

                             、

アーカイブ
  • 2024年4月
31123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829301234
カテゴリ

カテゴリはありません

ページトップへ戻る