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2014年3月24日
おれ達おとうさんの青春時代の遊び場やった、十三駅前の飲み屋街「小便横丁」が焼けてしまいました。
おれ達おとうさんが、若かりし頃もらったばかりの給料を握り締めて、十三まで電車に飛び乗り遊びにでかけたものです。
その頃の十三界隈は「キャバレー」「アルサロ」「クラブ」などの名前の大型娯楽施設がたくさんあり、一大歓楽街でした。
おれ達おとうさんは、若かったし給料もそんなに沢山貰ってなかったので、シラフで店に入ると酒代が高くつくので、まず駅前の「しょうべん横丁」で安酒をあおって、適当に酔ってから店に入ったのです。
また同伴出勤と称して「店の子」がお客さんと一緒に出勤するノルマがあり、そんな時も、しょうべん横丁の居酒屋で待ち合わせをし、腕を組みながら鼻の下を伸ばしながら、若いオネエサンと「キャバレー」の階段を上っていくのが、最高のヨロコビでした、、、、
「大統領」 「ふうりゅう」 「サンローラン」 「雁亭」
なつかしい、名前です。
その昔、大統領のオーナーが「ナポレオン」の帽子をオークションで落札して、店内に展示してあったのを覚えていますが、今はどうなったのやろか?
「小便横丁」の名前の由来は、阪急電車と飲み屋街の間に細い路地があり、阪急電車の石垣に酔ったお父さん達が、公衆トイレに行くのがじゃまくさくて、立小便をしたことから「小便横丁」の名前の由来です。
少し前に小便横丁の「十三屋」の飲みに行ったのですが、相変わらず昔と同じで、仕事帰りのサラリーマンや得体の知れない怪しげな男や同伴出勤で待ち合わせのオトコとオンナ、、、ごった煮の店で懐かしかったです。
昔と変わったことは、同伴するオトコは「年寄りのおっさん」とオンナは熟年のオネエサンと出稼ぎにきているアジア系の若いオネエサンでした。
若い世代の男性は、もう行かなくなったのですね、、、
行く春や
昭和は遠く
なりにけり
、