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2013年11月25日
21日と22日の二日間にわたり、お客様の会社に出向き車両装着タイヤの集中点検を行いました。
数箇所の会社での点検とトラックが仕事を終えての作業になるので、今回もブリヂストンから応援を依頼しました。
防府工場から上田君と宮本君2名、大阪カンパニーから技術サービス1名、担当セールス1名、当店から1名総勢5名で夕方から夜半にかけての作業です。
駐車場も下地がアスファルトやコンクリートや砂利を敷いただけの所もあり、車も車間距離を充分とってあるのと、ぎりぎりで止まっている車もあり、大変な作業ですので、すべて点検を終えて当店に帰ってきたときは、作業着もかなり汚れており寒空での点検でしたので、かなり疲れた様子です。
簡単な夜食を用意して、労をねぎらったのですが、毎日日替わりで各地を転々と移動しているので、かなり疲労が溜まっているのかと思ったら、防府工場からやってきた若手の仲間はいたって元気そのもので、ホッとしました。
簡単な夜食をすすめながら、おかぁさんが彼らに話しかけたのです、、、
「2日間お疲れさん、お腹がへったやろ、、ぎょうさん食べや、、コーヒーがええか?お茶がエエか」
「そやけど、お兄ちゃんオトコマエやな~彼女はいてるんか?」
「、、、、」
「明日は休み?」
「23日は祭日ですけど、仕事です、、」
「可哀想に、、工場で働いていたら、ゆっくり休暇がとれるのに、、、」
「イッパイ手当てをもらいや、、」
「それはそうと、あんたら、洗濯はどうしてるの、」
「ホテルで洗ってます」
「これからはオバチャンが洗濯してやるから、シャツもパンツも宅配便で送っといで、、」
「綺麗に洗って送り返したげるゎ」
「、、、、、」
おかぁさんの会話を聞いていると、一人住まいで遠くに住んでいる子供の母親みたいな、気持ちになっているようです、彼らにとっては迷惑な話しですね、、
彼らの仲間たちは、奈良、和歌山、兵庫、京都に分かれて点検作業をしているそうですが、前日に予定を聞かされることも多々あり、ホテルの移動もままならず、しかたなく電車の移動もあるようです。
先日も大阪から急遽神戸まで電車の移動となり、作業を終えて帰路の途中神戸の中華街で美味しい中華料理を食べて帰ろうと思ったのですが、作業着のままですし、おまけに、かなり作業着が汚れていて店に入りづらく、やむなくそのまま電車に乗りホテルに戻って食事をしたそうです。
加えるならば、電車の車内で回りに乗客が寄り付かなかったそうです、なぜならあまりにも汚れた作業着を着たままだったのではないかと感じたそうで、それからは、電車の移動は着替えを準備して現地に向かうそうです。
今回のリコールに対してはお客様に多大なご迷惑と心配をかけておりますが、こういうときにこそ、グループをあげて危機管理に取り組まなければならないと思いますし、結束を高めるべきだと思います。
モノを製造することは、必ず不具合が出るものとして捉えなけれいけないのです。
製造機械の不具合、あるいはヒューマンエラー、地震台風などの天災、これらに対処するにはやはり危機管理能力や仲間同士の連帯と結束力しか解決する術はないものと信じます。
今回のリコールを教訓にして、よりお客様の信頼回復に繋げたいと思います。
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