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2013年5月13日
「なぁ、あんた憲法てなんやの?」
おかぁさんが、いきなり聞いてきました。
「そやな~どう説明したらエエんやろか、、理解できるかな~」
最近新聞やテレビで盛んに憲法改正の議論が高まっていますが、討論をしている人の中にも憲法と法律の違いを理解していない出席者がいるのでびっくりしています。
「あんな~おかぁさん、憲法は国民が国の権力者や支配者に義務付けた法なんや」
「この法は、だれが日本の権力を握っても、守らなければいけないんや」
「例えばどんなことが、あるんや、、」
「そやな、、国民を扶養する義務とか、教育を受けさせる義務があるんや」
「そしたら、生活保護は堂々と貰えるんか?」
「そうや、生活に困窮したら国が助けてあげないと憲法違反に、なるんや」
「それやったら、あんたと離婚しても、国が助けてくれるんか?」
「まぁ、そういうことや、、」 「なにを、ニヤニヤしてるんや、、怖いな、、」
国民が支配者や権力者に対して義務を課したのが憲法で、その憲法を守るために国民に課したのが法律です。おれ達おとうさんが、働いた収入の中から納める税金は憲法を堅持するための国民の義務なのです。
憲法と法律を混同している政治家やジャーナリストの多いのに驚かされます。
日本国憲法はアメリカが日本に押し付けた法なのでしょうか、今の時代にそぐわない日本国憲法なのでしょうか、
終戦を迎えた日本に対して、当時のアメリカは世界一豊かで軍事力も最強国でした。
日本に駐留した軍部と民生部G2とCSですが、民生部CSで新たな日本国憲法の制定にあたったのですが、当時のアメリカの新進気鋭の憲法学者や法律学者がアメリカでも成しえなっかった、理想の憲法作りに情熱を傾けたのです。
日本の過去の歴史や価値観、男女差別、階層階級、財閥、大地主、など全部取り払って「真っ白」の状態でしがらみのない理想の憲法を作ったのです。
そこで産声を上げたのが、世界でも類まれで世界中がうらやむ平和憲法あり、福祉厚生も充実した素晴らしい内容の日本国憲法であると思います。
同じく敗戦国のドイツは戦後59回も憲法の改正をしていますが、これはひとえに改正をしなければならないほど粗末な憲法であるといわざるを得ません。
「なぁ、あんた」
「なんやおかぁさん」
「これから一人で生きていこうと思うねんけど、どう思う?」
「わかったわかった、、もっと楽をさせてやるから、思いとどまり~な」
「そう言うやろと思ったゎ。。」
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