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夏の行楽シーズン到来ですね!スタッドレスタイヤの履き潰しはしてませんか?※タイヤは重要保安部品の一つです!

2017年4月18日

走る・曲がる・止まる。

これらの全てを路面に直接伝える役割を担っている部品は車の中でタイヤです。

 

そんなタイヤですが、ここ数年続いている不景気の中でスタッドレスタイヤの履き潰しが増えてきていると感じます。

 

今回はスタッドレスタイヤの履き潰しのメリット・デメリットについて出来る限り簡潔に書かせて頂きたいと思います。

 

メリットといえば…

「サマータイヤを買うまでの期間を延ばす、又は夏タイヤを買わないで交換サイクルを作る事が出来るので夏タイヤを買うお金の節約が出来る」

…という点ではないでしょうか?

他にメリットといえば…個人的には思いつきません。

 

逆にデメリットはどうでしょうか?

①低温路面走行の為にゴムを柔らかく設計しているので…

  ・車体がふらつき易い。

  ・タイヤが熱ダレしやすい(熱ダレするとグリップ低下が著しく起こる)。

  ・上記2点が合わさることによってコーナーリング性能も悪くなる。

②雨天時の水はけが悪い為、ハイドロプレーニング現象が起こり易い(濡れた路面で滑り易い)。

③転がり抵抗が大きい為、燃費低下の要因になる。

 

簡単ですが、メリット・デメリットを抜粋してみました。

 

個人的な見解となりますが、

直接的な経済的メリットを考えると一概に履き潰しが悪いとは言えません。

デメリットを全て把握し常に十分過ぎるくらい安全運転を心がけることで、

デメリットを最小限に抑えることも可能だと思います。

 

しかし極端な例え話かもしれませんが、

スタッドレスタイヤではなく、サマータイヤを履いて1mでも早く停止していれば防げたかもしれない事故があるのもまた事実です。

ガソリン価格が高騰し易い時勢で、将来的なランニングコストを考えると

雪の無い路面ではサマータイヤを装着した方が結果的にコストを抑えられる場合もあります。

 

今一度、安心・安全・より経済的なカーライフについて考えてみてはいかがでしょうか?

 

p.s

インターネット上でスタッドレスタイヤの履き潰しについて様々な意見交換がされておりますので、そちらも参考にして頂ければよりタイヤへの理解が深まるかと思います。

 

石井

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