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スタッフ日記

布留[ふる]の高橋

2022年3月14日

奈良市内から車で南に下ると、石上(いそのかみ)神宮があります、境内にはニワトリが放し飼いしてあり

人懐っこいニワトリたちが出迎えてくれます。

 

石上神宮の本堂を通り過ぎて裏手に出て山野辺道に沿って少し歩くと、布留[ふる]の高橋にたどり着きます

駐車場から徒歩で10分ぐらいで、散策にはちょうど良い距離でしょうね。

 

 

石上(いそのかみ) 布(ふ)留(る)の高橋(たかはし) 高(たか)々に 妹(いも)が待つらむ 夜(よ)ぞ更(ふ)けに

ける  (万葉集巻12-2997番・詠み人不詳)

 

訳 :布留の高橋が高いように、高々と爪先立ちで背伸びして、妻は自分を待ちわびているであろうに、夜はふ

けてしまった。

 

おれ達お父さんは和歌には疎いのですが、訳を詠むとなんとなく情景が浮かんできます。

 

 

 

 

 

布留の高橋は高橋姓のルーツだそうで、この橋から高橋という名前が全国に広まったそうです。

 

  

 

しかし、その橋は頑丈な鉄製で、これが布留の高橋なのか最初は信じられませんでした。

 

橋の近くに説明の案内板があったので間違いはなさそうです。

 

  

 

少しガッカリしました。 あまりにも風情がありません。

 

石上(いそのかみ) 布(ふ)留(る)の高橋(たかはし) 高(たか)々に 妹(いも)が待つらむ 夜(よ)ぞ更(ふ)けに

ける  (万葉集巻12-2997番・詠み人不詳)

 

訳 :布留の高橋が高いように、高々と爪先立ちで背伸びして、妻は自分を待ちわびているであろうに、夜はふ

けてしまった。

 

おれ達お父さん的に勝手に解釈すると、こうなります。

 

あんた、又飲んできたんか

   橋の欄干から、落ちひんかと思うて、

     心配やから 迎えにきたで、

        今、何時やと思てんの、、、、

 

愛するおかぁさんが、心配して迎えにきてくれた、、おおきに、

 

 

 

 

近くにある梅林も漸く満開です。

 

古都奈良にもやっと遅い春がやってきました。

 

 

 

                                            、

 

 

 

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