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2018年10月22日
おれ達お父さんの店「ミスタータイタマン高槻」で使っているコンプレッサーは、かれこれ22年になります。
富士コンプレッサー「OW35(3.7kW)」 ですが、これまで点検や小修理など自分で直してきたのですが、今回本格的にオーバーホールをすることにしました。
富士コンプレッサーに電話して部品展開図をFAXで送ってもらったのですが、応対もよくすぐに送ってくれました。富士コンプレッサーの有り難いことは、モデルチェンジもなく、古い機種でも部品が容易に入手できることです、モデルチェンジをする必要がないほど、良い機械なのですね。
先ず、どの部品が壊れているか、交換すべきなのかわからないので。とりあえずバルブガスケットを注文したのです。ピストンやクランクはガタやメタルの摩耗がないようなので、今回はシリンダーの分解をしました。
圧縮機が2機ついているので、使える部品を片側で組み立てて、部品の追加注文が入手するまで、1機で間に合わせで使うことにしました。
今回、見つかった壊れた部品です、吸い込みバルブ(低圧) 吐出バルブ(高圧) 焼き付いてバルブホールドが緩まなくなったシリンダーヘッド 新品に交換したバルブガスケット1式
新品のシリンダーヘッド
ヘッドを捲ると、かなり汚れています
新しいシリンダーヘッドの取り付け
最後にトルクレンチで締め付けてOK
排気バルブ
忘れてはいけないのは、最後に排気バルブの清掃です、スイッチが切れた時、プシューという音がして、シリンダー内の高圧エアーを逃がす部品ですが、オーバーホールをした時にシリンダー内のゴミが排気バルブに詰まり排気がスムースに出なくなるので、清掃が必要です、暫く何回もごみが付着するので、根気よく清掃が必要かと、、
オーバーホール終了後、電源スイッチをONにして、どれぐらいの時間でタンクにエアーが溜まるか計ってみたら、5~6分かかったのですが、以前は15分ぐらいかかっていたので、驚くほど時間が短縮できました、
オーバーホールをしてみる価値はありますね、、
後は、エアーホース、コック、機材等のエアー漏れがないか、チェックしていきます。
これで、又当分の間、元気よく働いてくれるでしょう、、、
納品書の流れは 富士コンプレッサー㈱~㈱エイワ~ブリヂストン です。
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