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2017年3月27日
日産 ノート e-POWERが良く売れているようです。
エンジンで発電して、モーターで駆動する電気駆動方式を採用しているのですが、
圧倒的な加速力と燃費の良さで売れていると思うのですが、
この電気駆動システムは、何も真新しい技術ではなく、10数年前から鉱山用超大型ダンプトラックに
採用されていたのです。
コマツや日立製作所からすでに300トン超のダンプトラックが売り出されたいます。
これらの大型ダンプトラックには、モーター、電気ブレーキ、機械ブレーキが一体をなしていて
プロペラシャフトやデファレンシャルギヤーがなく、軽量化と整備が容易なため主流になりつつあります。
キャタピラー社は従来の駆動方式を採用しているようです。
大型ダンプカーの駆動装置
よく見ますと、デフがなく、スプリングもありません、2個の円筒形はダンパーでスプリングの代わりにこのダンパーで衝撃を受け止めています。
ダンパーの代わりに免震ゴムを使えば面白いかもしれませんネ
大型ダンプカーのタイヤとホイール、
よく見ると真ん中がぽっかり空洞になっています。
おれ達お父さんが思うには、今後電気駆動方式の自動車はブリヂストンのオロジックタイヤを装着した車が主流になるのではないでしょうか。
右がオロジックタイヤです。
モータ、電気回生ブレーキ、機械ブレーキが一体化された駆動システムになると、当然ホイールの形状も
大型ダンプトラックのようなホイールになるでしょう。
スバル360てんとう虫のホイールです
こうなってくると、ホイールはユーザーの選択肢になく、我々タイヤ専業店は、タイヤを売るのみの
お店になってきます。
これからはますます、タイヤ専業店の苦労が待ち受けているようです、
そのようにならなければ、いいのですが、、、、
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