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スタッフ日記

ゆでガエル

2016年8月8日

ゆでガエルという、言葉を知っていますか?

熱い熱湯の中に、カエルを入れるとすぐに死んでしまいますが、

冷たい水の中にカエルを入れて、少しづつ温めていくと、カエルはそれが

適温と勘違いして、気持ちよさそうにしているのですが、もっと温度を

上げても、熱いとは感じなくなりやがて、ゆでガエルになって、死んでしまう

のです。

このように冷たいと思っていたのが、気が付いたときには

「死」を待つのみです。

およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに、暫時的な変化は万一それが致命的なものであっても、受け入れてしまう傾向が見られる。例えば業績悪化が危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず、低すぎる営業目標達成を祝す経営幹部や、敗色濃厚にもかかわらず、なお好戦的な軍上層部など。

出典

茹でガエル - Wikipedia

些細な苦難がちょっとずつやって来る程度だと、人はつい耐えてしまいます。そしてそれを何回か繰り返しているうちに、いつの間にか茹で上がってしまうのです。

組織とは、ある目的を達成するための集団ですから、その考え方や価値観は必ず世の中の平均的な考え方や価値観からずれています。ある組織に属した時、具体的には、クラブに入った時、アルバイトを始めた時、研究室に配属された時、入社した時、新しい学会に入会した時、「あれ、ここではこんな考え方をするのか」と疑問を感じたことはありませんか?その疑問は今も感じていますか? そして、その疑問は、現在では疑問ではなくなり、「当たり前」になっていませんか?

出典

http://microbial.life-bio.kansai-u.ac.jp/frog.htm

つい放置してしまいがちな、日々感じるちょっとした疑問…。それ、茹でガエルの危険信号です。

最近、企業、大学、官公庁での不祥事が度々報道されていますが、当事者のコメントの中には、常識を欠いているものが少なくありません。これは、当の本人たちは、彼らの組織の中でゆであがっているため、それが当然であり、世の中でも常識であると錯覚してしまっているからなのです。

ネットで調べてみると、このように、載っていますが、私たちの身の回りや世界で起こっているいろいろな出来事をみると、政治、経済、などマスコミが本当のことを伝えているのだろうか、もしかしたら、間違った情報を知らされて本当はもっと違っているのではないでしょうか?

「日本の常識」は「世界の非常識」かもしれません。

くれぐれも「ゆでガエル」にならないように、気をつけましょう。

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